ボロいほど、味の出てくる爪とぎなんだよ。

2011/02/24 Thu

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「なんだか今日は、ぼんやりした晴れだねえ、ママ
ごめんね、カメラに文句言ってちょうだい


先ほどは東から雨が降っていた。
そして西から晴れてきた。
ひなたぼっこはできなかったけど、鳥さん達がお天気に合わせて慌しく飛ぶ様子を、しろちゃんはキャットタワーから眺めていた。
野良時代~お外時代に、カリカリを外に出すと、カラスが集まってくることもあったよね。
しろちゃんのために出したお水さえも、カラスは飲んでいたっけ。
カラスに目を突かれた猫の話も、カラスに連れ去られた子猫の話も、ママは聞いてた。
傘を振り回して、カラスを追っ払ったママを、近所の人はなんと思っていただろうね。
しろちゃんが、大きなカラスに連れ去られるところをママは想像して、自分の想像に泣いたこともある。
お外に自然なあるがままの姿で居るほうがいいのか、しろちゃんの猫の父さんや兄弟や親戚さん達はどうするのか、果たしてママにしろちゃんを飼う力があるのか、あれこれ迷うママだった。
迷うということは、未来の事態の中にマイナス要素を見つけ出すということ。
決して幸せな気持ちじゃなかった。

今日は、しろちゃんの場合の爪とぎ考を…。


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左から右へ時間とともに進行。
爪とぎが、減ってゆくものとはわかるけど、小さくなってくものだとは、ママは思っても見なかったわ~


引っ越す前の家には、リビングや廊下以外の全体に薄いカーペットが敷き詰めてあって、そのカーペットの感触は、固くザラザラとしたものだった。
まさに、爪をといでくださいと言わんばかり。
そのカーペットは、爪をとがれても痕跡をとどめないので、私達はほうっておいた。
しろちゃんにとっては、とてつもなく大きな、ちょっとした家サイズの爪とぎだ。
階段の一段一段で爪をとぎ、寝室の床で寝る前に爪をとぎ、さぞ楽しかったことだろう。
買った段ボールの爪とぎは、使われることもなく立てかけてあったっし、壁や家具を傷つけることも無かった。
ただ、しろパパさん専用のソファ椅子にだけは、なぜだか執拗に爪をといでいた。
もちろん、しろパパさんがそこに居ないときに限ってだ。
(コンニャロメーて、言ってたよね(笑)
人が来るたび、ボロボロのその椅子の言い訳をしろパパさんがしていた。
「猫が居ましてね、私の椅子が好きでして」と。


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このサイズになってしまうが、まだ使う…というか、かじる
爪とぎ製作会社に、表彰して欲しいものだ、しろちゃんを
爪とぎも、ここまで使ってもらって本望でしょう。


マンションに引っ越してそうそう、しろちゃんはキッチンの壁で爪をといでしまった。
壁紙がはがれて、内壁が見えるまで…。
やっちまったな~
いくらペット可のマンションであっても、これはひどいよ、しろちゃん。


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「だってだって、どこでやっていいかわからなかったんだもの


しろちゃんを叱ってみても仕方ない。
引越しの慌しさに爪とぎのことを気にかけなかった私達のミスなのだ。
当然のことながら、そこにダンボールの爪とぎを貼り付けた。
とても目立つ場所なので、相当にみっともない光景だけど、ママは目をつぶる。
だって、しろちゃんありきの生活だもの。
来客のために美しく保つことで、しろちゃんの行動を制約するつもりはまったくない。
3人(?)で暮らすことを決意した最初の日から、私達に猫飼いの義務と猫を愛する権利が発生したとともに、しろちゃんには、猫としての権利が発生したのだと思っている。
猫としての義務は、「時と場所を選ばずに突然身勝手にかわいがられて、撫でくりまわされてしまう」ということに慣れること以外、ひとつも無い。


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「爪をとぎたいのでよろしくお願いします。
「不本意に抜け毛を撒き散らすことがあります。
「トイレを行きやすい場所に設置してください。我慢すると病気になります。
「ご飯を食べるスペースも、台所の隅っこなんかじゃ嫌ですよ、ママとしろパパさんのそばがいいです。
「ドアは閉め切らないないでください、しろちゃんには開けられないから。
「お出かけのときは、冷暖房をつけていってください、僕はリモコン使えませんから。
「無理やりにお客さんに会わせないでください、僕は他人が苦手なんです。
「お留守番は、24時間以上は勘弁してください。だって僕、火事や天災のあったとき、自分で鍵を開けられませんから~。


はいはい、しろちゃんは私達の大事な一人息子ですから、精一杯快適な生活をご用意しますよ

「そしてそして、怪我をしたり病気になったら、ママが治してください。
「ママでどうしても治せない場合、仕方がないので病院へ連れて行ってください。
「でも、速やかにお家に連れて帰ってください。


もちろんですとも、痛い苦しい悲しいなどの思いは、極力させません

「僕が歳をとって醜くなっても、ママは同じ気落ちで愛してくれますか?
「足腰が弱って、お世話を掛けることになってもいいですか?


何をしろちゃん、当たり前のこと過ぎて、ママは泣けちゃうよ

「ママやしろパパさんより、早く一生を駆け抜けますが、それでもいいですか?

嫌だね、それだけは嫌。
聞き分けのないママになるよ。
ママは一生懸命急いで歳を取るから、しろちゃんは一生懸命ゆっくりと歳を取ってちょうだい。
一緒に手をつないで笑いながら、虹の橋を渡ろうじゃないか
野良時代に、ママが振り向くのを、ずっとずっとずーーーっと待っててくれたしろちゃんには、もうママを待たせることはしませんよ

そうそう無理なことではないと思ってる。

爪とぎの話から飛躍してしまったが、猫に限らず生き物一般と暮らすということは、そういうこと。
愛情という大きな枠の中において、人には大きな義務と権利が、生き物には大きな権利と小さな義務が発生する。

思い切り爪とぎで爪をといで、気の済むまでかじってくれたまえ
かじったカスを、今日もママは、床にはいつくばって、ほうきとちり取りでその都度掃除する。
本掃除と暫定的掃除と、ママには二種類のお掃除があることになる。
愛の奴隷になれないのなら、猫ちゃんと一緒に暮らすのはおすすめしない。
「猫は、この世に遊びにきたんだと、自分では思っている」
どこかで見た言葉だが、その通りだと私は思う。
この世に、バケーションを過ごしに来た猫ちゃんに、とびきりのバケーションを過ごさせてあげようじゃないか
愛情という名のあなたのホテルで…。

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「遊びにきたんだよ~ママのとこに


参加してます。


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コメント

Secret

No title

しろパパさん、ボロボロのソファーに誇りを持ってくださいね。i-278
ボロボロになったソファーは、しろパパさんがいないときを狙ったのではなく
しろパパさんのいない寂しさを紛らわすために爪を研いだものですよ。i-228
トランキライザー、ライナスの毛布だったのです。
胸を張って伝えてください。こんなにもしろちゃんが思ってくれた形だと。i-234

“しろちゃんの十四戒”ですね。二項目以外の十二戒なら自分にも受け入れられます。i-228

> 「そしてそして、怪我をしたり病気になったら、ママが治してください。」
うちにはこれは難しいかな。ちょっとおかしいと思っただけですぐ病院だから・・・。
あごニキビを見つけてすぐ薬。声がかすれたと言っては病院だし。i-229
猫さんはこちらの話や気持ちをすべて理解してくれるのに、
自分には猫さんの気持ちのすべてを理解してあげられないから。i-238

> 「ママやしろパパさんより、早く一生を駆け抜けますが、それでもいいですか?」
これは難しいというよりも無理。一緒に暮らす今でも受け入れていないかな。i-182
つくねを預かるか悩んでいたとき、本当にこの子の一生涯に責任を持てるのか、
死を看取らなくてはならないのではないかとかなり悩みました。
小さい頃、両親は動物と暮らすことを許してはくれませんでした。
理由は先に看取ることになるから。
幼いながらにもその言葉はとても重く、生き物と暮らすことはありませんでした。
出逢ったときから別れへのカウントダウンが始まると分かっていて、
慈愛と尊厳を以てしてもこればかりは受け入れ難いものです。
この先も受け入れることはないでしょう。

自分が受け入れてもいないのにこんなこと書いても説得力がないのですが、
時には思い出すことも、その子が生きた証を伝えていくのも
残されたものの役目だと思います。i-228
そして、いつの日か一緒に暮らす人間も虹の橋を渡ったあと、
ネットの海原で漂っている者を、残されたblogが灯台のように
導いてくれるのだと思います。i-36

しろちゃんにとって、爪とぎは歯ブラシの役目も果たしているんですよ。
そうでしょ、しろちゃん。i-236

つくね♂さん、ありがと♪

しろパパさんのソファーでの爪とぎ、そういうことだったとは!
ママはビックリ&嫉妬ですi-183
>しろパパさんのいない寂しさを紛らわすために爪を研いだものですよ。
トランキライザー、ライナスの毛布だったのです。
↑ 教えてくださってありがとうございます。
憎いけど、しろパパさんにも伝えましたi-278
「そうかいi-229」なんて、寝てるしろちゃんを無理無理起こして、顔見てました。
うれしくなったんだと思います。

>“しろちゃんの十四戒”ですね。
↑ ほんと、気づいてみれば、十四戎ありましたね。
まったくそんなつもりで書いたのではなく、今日はなぜか筆が乗らずに書くことに煮詰った挙句の記事でした。
多分ね、つくね♂さんと私の神経質さみたいなものは似ていると思いますよ。
「生き物を飼うことはあなたには向かない。だって、生き物と適度な距離を保てないんだから」と、大親友にもいさめられました。
だからこそ、最初の段階で迷ったということもあるんです。
非常にわがままですが、健康面に自信の無い自分が、今後およそ20年、しろちゃんと暮らしていけるのか?相当悩みましたよ。
私の生き物との関わり方を知らないしろパパさんは、私が何でそんなに迷うのかわからなかったようです。
私が適度な距離を保って飼える人と思っていたんですね。
一心同体で、寝ても覚めてもしろちゃんと離れないとは、思いもしなかったようです。
仮に今、私が入院を勧められても私はしません。
しろちゃんをおいていかれないから。
そんな私です。

あごニキビ、しろちゃんもありますよ。
黒いポツポツを、しろちゃんが半眠りの状態のときに爪や毛抜きで取ってやって、後はそのままです。
皮膚が赤みを帯びていて痛そうな感じですが、さほど気にする必要は無いと、何かで読んだので…。

「ママやしろパパさんより、早く一生を駆け抜けますが、それでもいいですか?」
>出逢ったときから別れへのカウントダウンが始まると分かっていて、
慈愛と尊厳を以てしてもこればかりは受け入れ難いものです。
この先も受け入れることはないでしょう。
↑ 同じく同じく!
先に逝くものだから、どうしてもカウントダウンしてしまう。
だから、誕生日なんてうれしくないんです。
マジに、出来る限りワンツーで虹の橋を渡れるよう、自分のほうを調整です(笑)
残されても辛い、残すのも忍びない。
ああでも、お互いにまだまだ先のことです。
つくねちゃんもしろちゃんも、まだまだ若い子ですもんi-236
4歳なんて、猫としてまだまだですよ~と、しらすちゃんのママするるさんにも言われました。
>ネットの海原で漂っている者を、残されたblogが灯台のように
導いてくれるのだと思います。
↑ ステキな表現ですねえ。

しろちゃん、爪とぎで歯磨きしてたってわけですね!
これまた納得、どんどんかじれ~しろちゃんです(笑)
ご丁寧なコメント、ありがとうございましたv-22

No title

仕方ないですねぇ。爪とぎは「にゃんこ」の仕事みたいな事ですから(笑)
パンはラグマットで爪とぎをします。小さい手でマットを相手に・・・可愛いんですよ(笑)
キャットタワーでする事が一番多いですよ。ソファーでもたまにしているみたい(笑)
ビクなんてビクママの足(Gパン)で(-_-;)
さすがに「痛い!にゃんて事をするの!」と叱りますよ(笑)
帰宅すると毎日Gパンで爪とぎをするビクです。甘えているのかなぁ???

No title

kakoboxさんお忙しい中いつもコメントありがとうございます

わたしは、滞っていてすみません;


爪とぎかなり使い込んでますね~

携帯との比較わかりやすくて面白かったです♪

あそこまで小さくなるもんなんだな~

しろちゃん前のおうちでは絨毯で爪とぎしていたのに

今は絨毯素材の爪とぎじゃなく、

ダンボール素材になったのはなぜなのかな~?

っと素朴な疑問を持ちました。

kakoboxさんのことだから、
きっと何か、お考えがあってのことと思いますが(^^)☆


しろちゃんの光をとうした柔らかそうなピンクのお耳
に萌えました~☆




ビクママ、ありがと♪

しろちゃんは爪とぎで爪を研ぐだけならず、爪とぎをかじっては捨てかじっては捨てするんです(笑)
まあ、歯磨きと思えば一挙両得ですけどね♪

パンはラグマットで爪とぎを?
かわいいだろうな~大きなもので爪とすると、猫ちゃんの身体のほうが前に行っちゃったりするじゃないですか!
あれ、すごくかわいいですよね。

ビクちゃんはママの足(Gパン)ですか(笑)
確かにありかもね!
ジーンズの生地はとぎ甲斐があると思います。
つくね♂さんがコメントで、その人のもので爪とぎするのは、その人のいない寂しさを紛らすためと書かれています。
ビクちゃんも、ママが居なかった時間を「寂しかったよ~」ってアピールしてるんじゃないですか?
自分のもので爪をとがれたら、愛されてる証拠なんですね。
しろちゃんはママのものでは爪を研がない。
どーゆーことかしら(笑)


rag mamaさん、ありがと♪

ブログのコメントや記事が滞ることを、気に病まないでね~。
マイペースにやらないと、続けられなくなっちゃうと思います。
見てくれてる人はrag mama&アンちゃんメイちゃんのファンなのですから、いつまでだって待ってくれますよ♪

爪とぎ、使いこんでるというかかじりつくしてるというか(笑)
それでも、好きなメーカー嫌いなメーカーがあるんだから面白いです。
もうね、常にリビングの一角には、段ボールカスがたまってます。
何回お掃除してもキリがありませんi-181

絨毯から段ボール素材になったのは、単に絨毯を敷いてないからです。
基本的に絨毯をしかないで、木のフロアで生活したかったんですって、しろパパさんが!i-227
しろちゃんには、ちょっとかわいそうなことをしたなと思ってます。
前の家では、階段から上がすべてwall to wallの敷き詰め絨毯だったわけです。
毛羽立ってるので、どこでといでも良かったし、どこでといだかわからない(笑)
しろちゃんは爪とぎするのは、絨毯やソファの皮が好きなわけですよ。
そのため、引越しにあたり、爪とぎ用に古いソファを一個持ってきました(笑)
今度のマンションは、壁紙がモケット風……つまりは前の家の絨毯の感触とそっくりで、思わず壁でといでしまったんですね~。
前の家では、壁紙はツルツルした感触だったので、壁ではとがなかった。
そこが私の誤算(泣)
傷ついた壁に、急遽、段ボール爪とぎを貼り付けたら、これがとぐとぐ♪
そこから段ボールの感触に、しろちゃんがハマッたって感じ(笑)
つくね♂さんに言われて気づいたことなんですが、段ボールかじりは歯磨き効果抜群です。
自分で歯磨きしてくれて、ママはサンキュー♪て感じです。
カス掃除はあるけどね。

アンちゃん、メイちゃんの歯磨きはどうされてるの?
rag mamaがやってあげてるのかしら?
爪切りも歯磨きも、赤ちゃんのときからしてあげれば慣れるらしいですね。

絨毯素材の爪とぎって売ってますよねえ。
かわいい動物の形のとか、ありますよね~♪
買ってみようかなi-236

そういえば、アンちゃん、メイちゃんの爪とぎシーンを見たことないわ。
まさかラグは、そんな下品なことはしないとか?(笑)
いつもありがとうv-22
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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