腹壁ヘルニア その24 脳が逆回転?

2011/02/17 Thu

IMG_2367_convert_20110217172528.jpg


「僕は、ここで生まれたんだよね、ママ?
まさかお外じゃないよね?

ここだよ、しろちゃん、ママからポーンと、ロケットみたいに飛び出したんだよ


12月8日に抜糸を済ませたしろちゃんは、2月の任意の日まで、病院に行かなくてもいいことになる。
しろちゃんもうれしいだろうが、私達もうれしい。
なんといっても、病院行きは大騒ぎの大捕り物
嫌がるしろちゃんを、無理やり捕まえてキャリーに押し込める行為は、私としろパパさんにとってもものすごく嫌なことなのだ。
「しろちゃんのためーーー!」と気合を入れても、愛情は手にこめた力を緩ませる。
痛いんじゃないの? 苦しいんじゃないの? どっかひっかかってない?
そんな風に思って…。

抜糸のあとは、1ヶ月間、激しい運動や飛び上がり飛び降りをさせないよう、心がけるだけ。
抱っこする必要のあった場合、お尻からふわっと抱き上げるようにするだけ。
そして日に日に癒えてゆく傷痕を、期待をこめて眺めていればいいだけ。


ソフトな手術痕写真あり↓




IMG_2369_convert_20110217172559.jpg


なんだかV字に縫ったように見えるママなのだ

IMG_2368_convert_20110217172638.jpg



手術前に先生の言った、「術後のナーバス」について、書き留めておこう。
手術で裂けた腹壁がちゃんと修復されるのかの心配、手術で腎臓の数値が悪化することへの心配。
それに加えて、手術&入院によって、築いた絆が損なわれはしないかの心配。
実のところママは、この3番目のことが最も心配だったのかもしれない。

「しろちゃんとは、地道にこつこつと日に日を重ねて絆を深めて、やっと信頼と愛情の関係を築くことができたんです。
それはもう、言葉では言い尽くせないくらい、日々の小さなことの積み重ね(涙)
それが損なわれることが、あるのでしょうか?」
先生
「やってみないとわからないとしか言えませんが、元野良さんなので、多少は損なわれることになるかもしれません。
また、元野良さんだからこそ損なわれない、とも言えますね。
でも、根本的な部分は失われないはずです。
猫ちゃんからすれば、当面飼い主さんを嫌いになるとか、信じられないという気持ちになるかもしれませんが、自分と一緒に暮らす飼い主さんであることは、変わらないわけで、それはわかっているんです。
精神面のマイナス要素があったとしたら、再度築いていくしかありません。」



IMG_2362_convert_20110217172506.jpg




然り然り。
一度築けたものならば、同じ努力をすれば、また築きなおすこともできるはず。
しろちゃんに似て神経質な私だが、自分の中の向上思考みたいなものが、ひたすら私を支えた。

一言で言えば「術後は神経質になる」ということだが、こと、しろちゃんに関しては、色んな意味がこめられていた。
なんといっても、1歳半をとうに過ぎて、完全な室内飼いにした子。
猫としては、一応自立した生活を外で営んでいた子だ。
人が一緒に居なくても、一人で生きていける子。
されど、人と一緒に居ることの温もりや心地よさを、1歳を過ぎて知った子。

そこのところがどう出たか、入院中の記事などを読んでくださった方にはわかっていただけると思うが、しろちゃんの場合、手から放ったサイコロの目は、良いほうへ転がった。
手術前のお互いの絆を100%とした場合、その後は120%だ。
絆を築きなおす必要なんてさらさら無かった。
しろちゃんは、昨日までのしろちゃんのままで涙をポロポロこぼしながら、「ママーーーしろパパさんーーーわーーーんと、胸に飛び込んできた感じ。

「先生、懸念の絆の問題ですが、より深まったって感じです。
もう、去勢のときより余計に赤ちゃんがえりしちゃって、聞き分けの無い甘えん坊になってしまいました」
先生
「あははっそりゃ良かった良かった。
しろちゃんも、お家のありがたみが、入院してみてわかったってとこかな?」



IMG_2361_convert_20110217172448.jpg


「ありがたみ~ありがたみ~


先生はサックリと仰るけど、私は深読みしてみる。
あのちょっと殺伐とした入院環境は、実は意図したものなの?…と。
ご飯、お水、トイレ、ホットマット、的確なサイズのケージ、薄暗さ、必要以上にかまわないこと。
あれはみんな、
「早くお家に帰らなきゃ、こんなとこ、嫌だよ~と、愛するママやパパの温もりをより恋しく感じさせ、自然治癒力を高めるための策略?
いやいや、考えすぎだ。
病院とは皆そんなもの。

しろちゃんの場合、お利口なのかバカなのか。
お家でない場所で過ごす日々のなんたるかを知り、お家のある意義を知り、ママとしろパパさんが自分の生活に必要なことを知り、そして呆けたようにその愛情に身を任せ、それまではしなかった「フミフミ」までするようになって、脳の成長は著しく逆回転。
ママが急にトイレに消えると、大泣きをして探す。
「マンマアーーー(本当にこう泣くのだ)
「4歳にもなって、そんなんじゃ猫幼稚園にはいけないね」と、今日もママに叱られる。


IMG_2857_convert_20110217174946.jpg


「それは言わない約束で……お願いしますよママ


参加してます。


にほんブログ村 猫ブログ MIX白猫へ
にほんブログ村




スポンサーサイト

コメント

Secret

No title

しろちゃんの病気難しい名前ですねぇ。
初めて聞いた病名です。無知で・・・(-_-;)

頑張ってくださいねぇ。

パンは明日、抜糸に行きます。

No title

しろちゃんトイレに行くと鳴いて呼ぶんですか!?

甘えんぼさ~んで、かーわいい↑♪

べったりさんですね~

写真見てるといっつもナデナデしてもらってる
猫ちゃん特有の毛づやがありますね~(^^)

赤ちゃんがえりバンザーイ↑

以前はアンちゃんがベっタリだったんですけど、

最近ツンデレでつまんないです笑

しろちゃんのママがいないと生きていけないよ~
って姿かわいくてイイナ~♪

こんな姿みせてくれたら、何してあげても苦にならないですね!

しろちゃんは苦労が多かった分
感謝の気持ちをいっぱい持てる
素直な良い子なんですね。

No title

さらに絆が深まって良かったですね。

しろちゃん、ますます赤ちゃんに戻ってるけど…。
そこがまた可愛くて愛おしい…。

ママさんの文面からすっごく伝わってきます。

ビクママさん、ありがと♪

しろちゃんの病気、やはり聞いたことがありませんか…。
そもそもの原因はおそらく人為的外傷で、腹壁が裂けて(腹壁ヘルニアという)、内臓やら脂肪やらが表皮の下に飛び出して、ぽっこりお腹が膨らんでいたんです。
その状態で野良猫生活だったんですよ~。
楽しい猫生を送れるよう、私もがんばります♪

ぱんちゃん、避妊手術を終えたんですね。
抜糸が無事にすんで、穏やかな日々に戻ることを祈ってますv-22


No title

しろちゃん、安心しきっていますね。
強い信頼関係で結ばれている
証拠ですね。
ふみふみなんてとても懐かしいです。
我が家でふみふみするのは、しらすだけですから。

キャリーに入れる方法ですが、
大きな洗濯ネットを頭からかぶせて、
ネットに入れて、それからネットごと
キャリーに入れると暴れないんですよ。
何故かじっとしています。
キャリーが嫌いな子は、キャリーを見た
だけでダッシュで逃げますからね。

rag mamaさん、ありがと♪

そうなんですよー私が急にトイレに消えると泣くんです。
「ママ、トイレだよ」って、言っていけば泣かないんですけどね(笑)
きっと野良時代が厳しかったので、今は、甘えることがすごく楽しいことなんだと思うんです。
甘えること=コミュニケーションなんだとしろちゃんは思ってるんじゃないかな?i-228

べったりもいいところ、子育ての失敗と、しろパパさんには言われてますi-195i-182

>写真見てるといっつもナデナデしてもらってる
猫ちゃん特有の毛づやがありますね~
↑ そうですか? あらそうなんだ。わあ~いi-237

アンちゃんは、ベっタリだったのを、少しは大人にならなくちゃと思って妹に譲ったのかなi-236
それとも、妹にアマアマなところを見せたくない姉のプライドなのかなi-229
ツンデレ、ラグドールのお嬢様らしくて似合うじゃない♪

本当にね、しろちゃんは野良時代に、「だてに苦労はしてないね」って思います。
想像するとかわいそうになるけど、猫の脳みそでも、人の愛情は十分理解でき、外の生活と今の生活の差を、ちゃんとわかってるみたい。

アンちゃんメイちゃんは、そういう苦労は知らない分、変なトラウマも持たずに、まっすぐにrag mamaの育児のままに育つことでしょう。
rag mamaしだいよね~楽しく一緒にがんばりましょうi-236

ローズキャットさん、ありがと♪

ありがとうございますi-237
絆のことがすごく不安だったの。
ローズキャットさんもきっとご経験あると思います。

私には、猫ちゃんは赤ちゃん~子供的存在ですから、実は赤ちゃんがえりするほどかわいいですi-229
でもね、ママの後を片時も離れないのには、本当に困っちゃいますi-182

同じく大人しいのでも、カイ君みたいな理性的な大人しさじゃないのi-182
でも、いまさらながらだけど、猫ちゃんはどんな子もかわいいi-237
ずっと猫ちゃんと一緒だったローズキャットさんがうらやましいわv-22

するるさん、ありがと♪

お外は雨ですが、捜索から今帰ってきたところですか?
毎日本当にお疲れ様ですm(__)m
お疲れ様って言い方も変かもねi-229
誰に頼まれたことでなく、するるさんのお気持ちが、しらすちゃんに一途に向かってるんだからi-176
足で歩いて協力ができなくて、心苦しいです。

また、忙しいのに、読んでいただいてありがとうございます。
しろちゃんの記事が、するるさんを悲しませることになりはしないかと、時折思いますi-230
そうだったら、ごめんなさい。

大きな洗濯ネット、トライしてみたことが数度あるんですが、するるさんの言ってるのを聞くと、どうやら使い方を間違ってたかもです。
「頭からかぶせて」ではなく、背中~お尻から入れようとしていたので、足があっちこっちに引っかかって、うまくファスナーが閉められないでゴタゴタしてました。
虫取り網みたいに頭から被せてしまえば、猫は暴れないってことですねi-198i-179

キャリーを常に目につくところに置いてあるのに、入って遊ぶなんてことも絶対にしません。
病院へ行く日だけは、人の汗ででも感知するんでしょうか?
私達大人二人も、緊張の汗かいてるのがいけないんですよね~i-181

ベテランさんのアドバイス、ありがとうございました。
しらすちゃん、するるさんに愛された子だから、きっと強い気持ちで生き抜いて、するるさんの愛情へと向かって歩いていることと、私は信じて祈っていますv-22

No title

今朝、朝一で抜糸に行きました。

これで病気をしないでいてくれたら、1年は病院に行かなくてすみます。

体重2.2㌔くらいでした。
小さい子です(笑)

ビクママさん、お疲れ様

パンちゃんの抜糸が無事済んで、良かったですね。
ホント、元気で居てくれたら、ワクチン以外は病院に行かなくて済みますものね。
体重2.2㌔…ですか!
小さいんですね~赤ちゃん猫みたい、でも女の子だからかわいいじゃないですか♪
精神的に落ち着いてきたら、きっとモリモリ食べて体重も標準になるといいですねv-22
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

最新記事
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
カテゴリ
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
フリーエリア
しろちゃんが彦星さんの絵です。
ふじもりさんの七夕の絵、しろちゃん

↑↑↑ クリックすると大きくなります。
ブログ「のんびりまったりゆるゆる漫画」のふじもりさんに描いて頂きました。


ランキング、3つ参加してます。



にほんブログ村 猫ブログ MIX白猫へ





↓↓↓ 情報 お知らせ


迷子の白い猫しらす

↑↑↑  迷子のしらすちゃん探索にご協力を!
また、迷子関連の情報、日本一のブログです。 多くの目で迷子を探してあげよう!


寄り添う7つの命 通路猫たちにお家を! 

↑↑↑ 京都のrambyさんのもとで、理想的な環境でお世話されています。
是非ブログを訪れてみてください。
現在3にゃん(♂2♀1)、全員とても器量よしで、お行儀のいい良い子です。
関東でもお渡しOKです。 僕たちのお家になって!!!




↑↑↑  猫の術後服とオモチャ
安心安全すごくかわいい~
ブログ「猫たちの日記」のjibouさんの猫ちゃんグッズのハンドメイドショップです。
個々の細かいオーダーにも応じてくれますよ~。
値段が安い、お届け早い、製縫丁寧!




↑↑↑ 調布のそらちゃん、迷子!
閑静な住宅地の中で、忽然と居なくなりました。
よろしくお願いします。
記事検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR
最新トラックバック