しろちゃんは病気?悲しい時は満開の桜の木の下を…。

2015/04/11 Sat

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「みなさん、春なのにくもって寒いですね。
今日は病気かもしれない猫のお話です。
僕のムラサキヘビを、その子に貸してあげるのです。」



標高が高いので、しろちゃんちの周辺では、9日木曜日でも桜が満開だった。
冬に梳いたようにスカスカになっていた森の木々に、生まれ出たばっかりの薄い黄緑色の葉が増えていく。
淡いピンクと薄い黄緑の優しいコントラストがきれい。
そこに雨の降りかかるさまも、落ち着いてさらに美しい。
落ち着くって大事なことだ。


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「またバスに乗ったのです。
もう大きなお声は出さなかったのです。」



しろちゃんは3月28日に外注で血液検査とワクチン接種をした。
しろちゃんの病院では、何事もなければ外注に出した検査の結果が郵送で送られて来て、先生から電話で説明がある。
その電話を待っていたのだけど、今回はちょっと違った。
再検査なので、しろちゃんを連れてもう一回来てくださいと電話があった。
しろちゃんはソフトキャリーに強制的に入れることができるようになってお散歩のお楽しみができた。
何事もなくても検査結果を出向いて伺おうという気持ちもあった。
春たけなわなので。


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別の日に撮ったしろちゃんちのご近所の桜


だがしかし、今年の春はしろちゃんにそうそう甘くはないらしい。
血糖値が高いと結果に出た。
しろちゃんの血糖値=グルコースの値は今回165㎎(正常値は74~150㎎)で、糖尿病の疑いがあるそうだ。

猫の血糖値は、通院するだけで値が上がってしまうほど微妙なもので、真の血糖値を知りたければ、自宅で測るしかないと言われている。
今回のしろちゃんの高い数値が、通院のストレスで上がったほんの一過性のものなのか、はたまたジワっと糖尿病予備軍になっているのか、本格的な糖尿病なのか、まったく別な理由か。
再検査、再々検査することになった。
動揺はしたけれど、キャーキャー感情的になることが許されるほどしろちゃんママは若くもない。


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「道の角の木の根っこのところで、ママと休憩したのです。
とても楽しかったのです。」



雨続きだったので、晴れの日を待って9日に再検査に出向いた。
雨ならタクシーという手もあるけれど、急を要すとも言われていないし、明るい春の日差しの中を、少しでもお散歩させてあげたいと思った。
雨続きのなか、9日だけ見事に晴れた。
ソフトキャリーのお出かけに慣れたのか、しろちゃんはゴキゲンさんだ。
親の心子知らずで、ゴキゲンさんだ。


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「寒いでしょって、ママが毛布にくるんでくれたのです。
僕のオヤツを持ってくるのをママは忘れたのです。」



それでいい。
季節は春、しろちゃんは何も知らなくていい。
往きの道の途中に桜の古い大木がある。
満開を過ぎて、まさに桜吹雪の絶頂期だった。
道一面が、桜色の絨毯だった。
見上げた空からは、雨のように花びらが降っていた。
桜の木の立派な根本には、2体のお地蔵さんがちんまりと立っていた。
お地蔵さんは、昔、子供が育ちにくかった頃の健やかな成長を願う祈りの石仏だ。
お賽銭をあげるその手にも次から次へ花びらが舞う。
キャリーの窓から見ているしろちゃんにも、花びらが舞い降りる。
明るいお日様のなか、その光景は優しくて、悲しいl気持ちの通院途中であることをしばし忘れられた。


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「木の根っこにいるリスさんに会えるかなって思ったのです。」


院長先生に診ていただいた。
再度、病院内の即検でした血液検査のグルコースの値は、200㎎を超えていた。
1週間足らずで165㎎が200㎎に?と私は声が上ずるが、先生いわく、たいした上昇ではないらしい。
採尿は溜まっていないため取れなかったという。
圧迫採尿でお腹をグイグイやられちゃったのだろう。
どうりで、検査を待つ待合室の私にしろちゃんの大きな泣き声が聞こえていたはずだ。
離れた場所で聞く我が子の泣く声は、胸に迫るものがある。
やめて~と、非科学的な気持ちになって駆けつけたくなる。


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「次のおさんぽの時は、クマさんに会えるかもしれないのです。
ママは会いたくありません。


3週間遡って数値がわかるグルコースの検査もした。
フルクトサミンの値を測定することで、3週間前までのグルコースの値の平均値を割り出せる検査だそう。
これで、一過性のストレス起因の高血糖は排除できることになる=常時高いかどうか、判定できる。
こんな画期的な検査があったなんてと驚いたけれど、わりと普通にされている検査だそう。
この3週間の平均値が出るまで、そして来週に再度の尿検査をして、その結果が出るまで、しろちゃん糖尿病か?の真相はわからないままである。
血糖値が高いのは、糖尿病だけじゃありませんよ、他の病気の場合もあると先生は仰る。
例えばそれは何でしょう?と、また上ずった声で尋ねる。
例えば、もし、仮に、の類のお話は止めましょうと、外科医っぽい先生はさえぎった。


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「なんだかむずかしい検査ですね。
誰か病気ですか?」



しろちゃんの生活状況からして、食べ物や生活スタイルが起因している糖尿病の可能性はほぼないらしい。
そうだとしたら、致し方無かったということだと先生は仰る。
自分を責めることはしなくてよさそうだ。
人間の糖尿病と同じで猫にも遺伝的な糖尿病がある。
しろちゃんの野良猫父さんのお顔を思い出した。
「あなた、糖尿病だった?」と、心の中で語り掛けてみる。
怖い顔のしろちゃんの猫父さんは、「ひとつよろしくお願いします」と、小さく頭を下げた。


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「お日様にあたればなおるって、その猫に教えてあげてください。」


確かなことが判明しないままに、イタズラに動揺したりクヨクヨ悩んだりメソメソ嘆いたりはしないようにと思っている。
ここは、しろちゃんママの大人度も試されているに違いない。
しろちゃんは今日も、相も変わらずニコニコと元気にしている。
どこもお具合は悪くない。
ん?
ワクチンと年一回の血液検査で病院に行ったところから、問題は勃発した?
だったら、病院になんか行かなきゃよかったね、しろちゃん。
病院に行かなければ、心配の種をお金を出して受け取ることもなかったんだ。
お家の中で、幸せの種だけを抱きしめていればよかったんだ。
もう病院に行くのをやめようか。
………
しろちゃんママの大人度はとても低いらしい。


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「僕は100回お注射したって平気です。
僕はもう8才なので強いのです。
ママも少し、大人になったほうがいいのです。」





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調布で迷子のそらちゃん、知りませんか?
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名前 そら
雑種、しろぶち、キジトラ柄(三毛にも見える)
男の子 2歳6ヶ月、去勢済み
4.2キロの普通体型
シッポは7センチ、特徴ある黒くて短いシッポ。
首輪無し
東京都調布市調布ヶ丘3丁目付近で迷子に…。
飼い主 おやなぎ  
連絡先 sorachan_oyanagi@yahoo.co.jp
    または「招き猫しろちゃん」のブログコメントまで。。

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コメント

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No title

心配な結果が出てしまったのですね^^;
kakoboxさんのことだから
記事ではそう書いていても
心配で心臓がバクバクしているのではないでしょうか。。
正確な結果が出るまで
あまり考えすぎない方が良いですよ。。
しろちゃん、普段どうりに元気そうなのが救いです。。
祈ってますね☆

のん福レオちゃんのお母さん、こんにちは

血糖値のことは予想もつかなかったです。
腎臓と腹壁ヘルニアばっかり気にしてましたから。
血液検査の結果を聞くのは心臓に悪いですね~。
ワナワナしちゃいましたよ。
mamiさんはこんな気持ちはたびたび体験されてますよね~。
考え過ぎないようにとのアドバイスに感謝します。
そう、しろちゃんはいつもと変わらずニコニコしていますよ。
遠い先ではなくて、毎日毎日がとても大事と痛感しました。
コメント、ありがとうございます。

No title

お早うございます。
結果が出るまで、ご心配ですね。
私もかなりの心配性で大人度は底辺レベルなので、
スーさんに何か起こると、かなり動揺してしまって…
kakoboxさんのお気持ち分かります。
良い結果が出る様、祈っています。

No title

あれあれ?あれれ??
血糖値が高いのですか。
たぶんkakoboxさんも予想していなかっただろうから驚いたでしょう?
私も記事を読んで驚きました。
確かに私たちは猫ちゃん達のご先祖様をよくしっているわけではないから
どんな遺伝的な病気があるかもわからないしね。
仕方のないこともある。言葉ではわかる。
結果がどうあれ、結論が出ればそれに対して何をすればいいかがわかる。
だからあまり落ち込まないでね~。

ニャン吉さん、こんにちは

お気遣い、ありがとうございます。
他のことではそれほどでもないのに、しろちゃんのこととなると極端に心配性です。
心配したって検査結果を変えられるわけでもないのにね~。
ママとして賢明にありたいと思っています。
しろちゃんの年齢とともに、ママも大人な対応ができるよにならなけりゃね~。
コメント、ありがとうございます。

ミルクさん、こんにちは

まったくの想定外ってやつでした。
そっちの方向は思ってもみなかったです。
本来は8歳の子に、想定外もないもんですよね。
しろちゃんが相変わらず元気でどこもお具合が悪いわけでもないので、余計にキツネにつままれたよう。
むしろ、検査で引っかかるという段階で良かったのかな。
早く見つけてあげられたってことになるのかな。
しっかり飼い主の先輩ミルクさん、今後、何をすればいいか考えなくてはいけない場合、相談、アドバイス、よろしくお願いします。
実際の経験は尊いものです。
今日は冷たい雨ですね。
コメント、ありがとうございます。

No title

こんにちはしろちゃん&しろちゃんママ~☆
しろちゃんは相変わらず元気でしょうか?
血検の値も大事ですが、一番大事なのは
本ニャンが元気で幸せな暮らしを保っている、
という事だと思っています。
その点では、しろちゃんは高いクオリティの生活を
しているわけです。
今回、出た値はもちろん心配ですが、すぐさま
どうにかなるってわけじゃないと思います。
今後、生活上でどんな危険があるかをちゃんと把握していく事が
できるわけですよね~
漠然と”これでいいのかな?”ではなく、
しろちゃんにはこれで行く。というお世話。
それによって、なおのこと幸せ時間が伸びるんだ!
と思えるようになったらこっちのもんですよ!
(ナマイキいってすみません 汗)
自分、一番最初に獣医さんから受けた衝撃は
始めて飼ったワンコ(バロン/オス/享年12歳)の時。
突然ごはんを食べなくなり不安になって獣医に。
レントゲンのあと、「肺がんの末期で、あと10日ぐらいでしょう」でした
獣医には予防注射しかいったことなかった頃です
いきなり突きつけられた死の宣告。
もうショックで、自分が死ぬかと。。。全くご飯が喉を通らなくなりました
そのとき深く深く自分を責め、今後どんなに介護が必要になっても、
なにがあってもバロンを守ろうと決心しました
実際は、そう思った時は遅いんですよね~~TT

ごめんなさい、しろちゃんママ、余計に不安になったかも。
でもしろちゃんにはまだまだ未来がありますよ~
血糖値?私だってちょっと高いときありますよ!(意味なし!)

ママさん元気だしてくださいね!

No title

kakoboxさん、こんな時にこそママは元気を出して頑張るのよ。。
応援しているからね!!

にゃごさん、こんにちは

しろちゃんは、何一つお具合悪そうなところはないですよ~。
むしろ、春になって猫風邪も緩和され、元気に明るくしています。
お気遣いありがとうございます。
大事なのは数値じゃなく、しろちゃんの今日が元気で幸せかってことにしみじみ感じ入りました。
幸せクオリティは高いと私も自負しております。
急転はないってことは変化を見守る余裕が与えられてるってことですもんね。
私もきっと、段々と心構えみたいなものができてゆくんだろうななんて思ってます。
その時の…じゃなくお世話のね。
私の中では3歳くらいのしろちゃんのイメージがとても強くて、そこでじっと時間が止まってるんですね。
生き物だもの、変化も老化もあるよってところになかなか自分がついて行けなったのだと思います。
幸せ時間が伸びるっていい言葉♪
それはにゃごさんの特技ですね。
バロン君は、10日前までは何も気づかなかったってことは、ギリギリまで幸せいっぱいなワンコで過ごしていた証拠ですね。
いや、ギリギリ過ぎても暖かい家族のもとで旅立ったのだもの、幸せワンコに違いないです。
皆さんのお蔭で、私も少しずつ大人化してますよ~。
変えざるものを受容する平静と変えうるものを変える勇気とその違いを悟る知恵を、なんとか体得したいとがんばっております。
が、神経質な自分の性格がしんどいです。
数値の良い方向へのどんでん返しもあるかもしれない。
アドバイスや励まし、感謝しております。
今後ともよろしくお願いします。
コメント、ありがとうございます。

のん福レオちゃんのお母さん、こんにちは

お気遣い、ありがとうございます。
ホントですね、こんな時に頑張れねば、何のためのママでしょう。
しろちゃんは何も知らない分、すべてをママに託して生きているんですものね。
ここ数日のしろちゃんの笑顔が妙に透き通っているように見えますが、お具合悪いわけでなし、気弱なママの気のせいでしょう。
励まし感謝しております。
コメント、ありがとうございます。

こんにちは。

しろちゃん心配ですねぇ。
人間と同じく血糖値が高くなるのですねぇ。
結果が出るまで心配です。
しろちゃんお大事にしてねぇ。

しろちゃんがキャリーに入って風を感じているのかしら?
良いお顔をしていますよ。

今日はこれから天気が悪くなりそうです。
ビク地方は雨が降りそうです。

ビクママ、こんにちは

お気遣い、ありがとうございます。
猫も人間と同じく糖尿病になるなんてね~。
中間結果は白と出ましたよ。
再々再検査ということになりました。
キャリーの中のしろちゃん、良いお顔でしょう?
私もそう思ってるんです。
ママと一緒にお散歩している自覚があるのかな~。
歌でも歌いそうなそんなしろちゃんでしたよ。
オヤツを持って行けばよかったです。
昨夜のニュースで、ビクママ地域にひどい雨が降ったとやってましたよ。
ご心配、ありがとう。
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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