手術日、ステキなエピソード

2011/01/21 Fri

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「ジージさん、僕に魔法をありがとう。
言われたとおりにしたら、僕元気になれたよ。
あれは秘密の魔法でしょ?」



病院の受付での、ステキなエピソードを書き留めておきたいと思う。
ジージちゃん、そのママ、最高の励ましを手渡してくれて、感謝してます。
どこかでこの記事を、見てくれたらいいな~


手術の日は日曜日。
11時半ごろとあって、病院は混んでいた。
待合室が狭いので、受付付近で立って待つことに…。
「手術は午後ですから預けて行ってもいいですよ~」と言う看護士さん。
「いやいや、手術の前に先生にお会いしないと」と私。

「爪切り、お願いします。」
「ワクチンで来ました。」と次々受付で言う猫ちゃん達の飼い主さんが、本当にうらやましかった。
しろパパさんもそうだったと思う。
二人、青ざめた顔をして、しろちゃんの入ったハードキャリーを囲んで立つ。
なんでうちの子がこんなことに…。
うちの子ばっかり、うちの子ばっかり…。

受診を終えた猫ちゃんのキャリーを抱え、女性の飼い主さんが出てきた。
動物病院で他の猫ちゃんワンちゃんと行き会った際の、定番の「まあ、お宅の猫ちゃん、かわいいですね~、ワンちゃんかわいいですね~」ご挨拶合戦を皆さんもされていることと思う。

30代後半のその女性が、しろちゃんに話しかけてくれた。
「なに泣いてるの~?、あっ白猫さんだ♪ 何歳なんですか~?」

「しろちゃんって言います、3歳です。
実は今日、腹膜ヘルニア(この段階ではそう)で手術なんです。
今日から入院なんですよ~クククッ(泣)
もう、なんだか辛くて…」
その女性
「あらあ、手術なんだ、かわいそうに。
ママさんもがんばって!
しろちゃん、泣かんとがんばりや~。
先生が治してくれるから、じきお家に帰れるよ~♪」

関西テイストのイントネーションで明るくおおらかに励ましてくれた。

その女性
「うちの子はジージ、12歳のオス。
今日は抜糸で来たんですよ。
癌なんですよ、もうあっちこっちに転移してて、もうどうしようもないって。」


私達
「………」かける言葉も無い。

その女性
「しろちゃん、強い気持ちで手術と入院がんばりや~きっと治る治る~泣かんとがんばりや~」

急に診察室に呼ばれてしまって、その女性にはお礼もできないままだった。
自動ドアを出てゆく気丈な後ろ姿を忘れない。

自分の愛する猫ちゃんが、癌の手術を受け、あちこち転移でもうどうしようも…と言われているのに、しろちゃんを、実は私達を励ましてくれたのだ。
ご自分の辛さは微塵も見せずに…。

ジージちゃんは、きっと猫の神様のお使いなんだと思う。
重たく暗い気持ちの私達に、「何をクヨクヨしちゃって、それじゃダメにゃ~ん」と、肩をポンと叩きに来た、猫の神様のお使いなんだと思う。
だからジージちゃんは、この先もずっと、辛いことや痛いことや、亡くなったりすることはないのだ。
いつかママの元から神様の元へと居場所を変えて、病気や怪我で泣く猫ちゃんを、きっと静かに見守り続ける。
色んな病院へ出向いて、見守り続ける。
あなたの猫ちゃんの通う病院にも…。
あなたの肩をポンと叩き、がんばりや~」と声が聞こえたら、それはジージちゃんとそのママ。

ジージちゃんとそのママ、心からありがとう♪
忘れません。

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「僕はこれからも、何事にも負けません、ジージさん」


参加してます。


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コメント

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No title

腹膜ヘルニア(この段階ではそう)って。
しろちゃん元気になったのですよね。

素敵な出会いでしたね。
ジージママさんもお辛いでしょうに。

ジージくんとそのママさんにも神様の御加護がありますように。

比べられないけれど…

手術という選択があるだけでも幸せだと思います。
私は19歳の愛猫を腎不全で夏に亡くしました。次第に弱っていく姿を目にしていて、病院で手術が受けられるコがどんなに羨ましかったか…言葉には出来ません。
シロちゃん元気になって良かったですね。

つくね♂さん、ありがと♪

腹膜と腹壁とは違うもので、腹膜は皮下に内臓全体を覆ってある膜で、腹壁とはお腹の中で内臓と内臓をあるべき位置に区分けしている膜…という感じだと思います。
腹膜ヘルニアという診断で手術し、開腹してみたら、腹壁まで切れていたってことでした。
だから手術前のこの段階では腹膜ヘルニアなんです。
しろちゃんの今はもちろん元気。
でも、外科的に正しく修復されたかどうかは、術後次第であり、2月の検査待ちです。

ジージさんのママ、本当に偉い!
初対面の私にジージちゃんの深刻な様子を話すことで、励ましになればと、思ってくれたのでしょう。
きっと神様のご加護がありますね♪

くるみざわうめさん、初めまして。

長い時間をともにした愛猫さんを亡くされたこと、お悔やみ申し上げます。
どんなにお辛いことでしょう。

確かに、手術できない病気もありますから、手術という手立てがあるのは、その分だけ幸運でしょう。
腎臓関係は、一生涯のもので手術できませんものね。
しろちゃんも、元野良猫だけに、腎臓の数値が崖っぷちという状態。
「手術によって、崖っぷちから本格的な腎臓病に傾くかもしれませんよ」という状況の中での手術の決断だったので、私達には辛い決断であり、今は次の検査まで、腎臓関係の数値が悪化していないことを祈るばかりです。
しろちゃんは結果や数値と関係なく、元気元気♪
気遣っていただいて、ありがとう♪
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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