アンヨの症状をめぐっての二つの愛の攻防戦 その2

2013/09/04 Wed

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「みなさん、毎日暑いですね。
今年の日本の夏は、シンガポールより気温が高かったのですって。
一昨日と今日は竜巻がありましたね。
お留守番の猫ちゃんたち、風がビューっと吹いてきたら、お風呂場かトイレに隠れてください。
ママたち、お風呂場とトイレのドアは、開けて出かけてください



異常気象が相次いで押し寄せる中、一昨日は埼玉、茨城で竜巻の被害が、今日は栃木県鹿沼市であった。
竜巻は日本には発生しにくいものと、長らく思い込んでいた。
大平原を持つ大陸に特有のことかと思っていた。
ほんの10年前まで、つむじ風や突風などという現象はあっても、竜巻って、天気予報で聞いたことがなかった。
異常気象の異常さは、穏やかと言われた日本の天候をいったいどこまで変えるのだろう。
本日のしろちゃんち付近はお天気のオンパレードだ。
ピカピカの晴れ、どんより曇り、強風、雷、土砂降り…。
今のところ、無いお天気は雹と雪だが、雹が降りそうな気配もある。


しろちゃんの病院行きの結果を先に。
しろちゃんは、7月くらいから、何かのアレルギーに見舞われている。
そのアレルギーは皮膚疾患なので、全身どこに出てもおかしくない。
と思っている間に、左足の裏の肉球にアレルギー出現…ということだった。
経過の初期を、私は知らずにいた。
アンヨの裏が真っ黒なのは、しろちゃんが気にして掻き壊した結果、血が出るほどの状態になって、その血が乾いて真っ黒になったという先生の診立てである。
あくまでも現状観察の診立てであって、真の究明にはいたっていない。
何しろ、アレルギーなのだから。
同時にした血液検査に何の異常も無いことから、取り立てて悪質なものではないと推測されている。


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「ちっ、連れて行かれちゃったのです。
アンヨの裏がママに見つかっただけでも残念なのに、病院でチックンされました。
猛烈に痛い診察とチックンだったのです



何のアレルギー?というところが、解明できなくてもどかしい。
思いつくものは排除して、それ以上のアレルゲンの特定は意味がないかもと先生は仰る。
「ハウスダストなら対処もできるが、家そのものが発する何らかの物質がアレルゲンだった場合、引っ越すしかなくなりますよ。
家の外装、内装には、たくさんの科学物質が使われているわけで、そこを今考えてもキリがないでしょう。
あまり気にしないように!」
(←この色、先生)
とのことだった。
神経質な白猫、神経質なママに出会って、猫、人ともに神経質に拍車がかかる。
そのような循環が、しろちゃんとママとの間にできてしまったということもあるのかもしれない。


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「失礼な。
ぼ、僕は神経質なんかかありません。
僕は平気だっていうのに、大変だ~って病院に連れて行くのはママですよ。
イタイイタイは、ペロペロしていれば治るのです



7月辺りより、何らかのアレルギーで、しろちゃんのお目目とお鼻がアレルギー症状を起こしていた。
その記事→
お目目から赤茶色の目ヤニが出て、お鼻からも同じ色の鼻水が少量滲みだす。
お目目は、長い眠りから覚めたあと、腫れぼったい。
目の縁の赤茶色のシミを、お湯に浸した綿棒や指でこすり取ってやることが日課になっている。
猫ちゃんのかわいらしさの特徴でもある小さなお鼻の、これまた小さな鼻の穴には、綿棒は入らないので、楊枝の先にお湯に濡らしたティッシュを撒きつけて使っている。
一日放っておくと、カピカピになって、容易に取れなくなる。
その時点で病院に行った際には、軽微なアレルギーなので、特別に薬は使わないということになっていた。
また、アレルゲンを医科学検査で特定をして、アレルゲンに特化した薬を探し出すのは、時間も費用もかかることであるにも関わらず、根治は望めないとも、先生は仰った。
「人のアレルギーだって、容易には治りませんよね?
症状を緩和しつつ、自然な回復を待っている間に、何によってアレルギーが発症するかわかるかもしれません。」



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「ニコニコ元気な黄色いボールちゃん。
どう思う?
僕はママのところに来る前、病院になんて行ったことはないですよ。
いかに元気だったかって証拠でしょうか?
ママといると、やけに病気になるような気がします

うわ~切ない勘違いだこと~。


お目目とお鼻に関しては、持病の「ウィルス性猫風邪発症説」は却下だった。
猫風邪もちの子であっても、ウィルスを取り込まなければ症状はないわけで、湿気と暑さの真夏の発症は考えにくいということだった。
何かにつけて猫風邪を併発するのは、夏を省いた季節と思っていいそうである。
お目目とお鼻のアレルギーと同じことが、左足の裏の肉球にも起きているようなのだ。
アレルギーなら、何で片足の裏だけに?
この素朴な疑問からアレルゲンが推測されることもある。
=空気を介してのものじゃないと推測される。
たまたま左足の裏がアレルゲンに接触
→たまたま炎症
→たまたま掻き壊す
→出血
→また舐める
→炎症に細菌が入って化膿
このような経過だと推測された。
左足だったこと、化膿したことはたまたまの産物であって、特別なことが起きているわけではないということだ。


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「暑い日にも、お外の風は最高なのです。
お外の風に当たりながら、キャットタワーを見上げたり、ママを見たりしていると、幸せこみ上げちゃう僕なのです



「ヒリヒリ痛いと思いますよ。
化膿してるので、ズキズキも痛い。
嫌なことは嫌な猫が、見せてくれないのは当然でしょう。」

先生は、消毒のコットンで丁寧に真っ黒なものを取り省いた。
病院に行くと、まな板の上の鯉状態な診察台の上のしろちゃん。
今回は、先生が痛いというだけあって、泣き泣きささやかな抵抗を示す。
先生の手から遠ざかろうと、診察台の上をズルズル移動するので、私が両手で抑えつけて、まるで拷問のよう。
人間だって、アルコール系の物質は沁みるので傷には痛い。
ママのほうに顔を向けて、痛~~~いと訴えるしろちゃんの小さな細い肩は、ワナワナ震えていた。


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「ワナワナ震えたって?
それはどこの子ですか?
風に白いカーテンさんが踊りを踊るのです。
しろちゃんも踊らない?って聞くのです



※足の裏の診察、治療、抗生物質の注射、塗り薬
※半年に一回の血液検査
※フィラリア予防のためのレボリューション
これらを一気に済ませてしまった。
今頃フィラリア?
大きな川の近い地域では、9月がフィラリア最盛期であり要注意なんだそうである。
フィラリアは地域性の高いものなので、その地域で流行っているかどうか、動物病院に聞けば情報は得られるそうだ。
「フィラリアに罹った猫ちゃんって、聞いたことないですが?」
「そうでしょう、猫の場合、罹ったら致死ですからね。
症状が出たら、犬のように治療することはまず無理でどうすることもできません。」
動画で学ぶフィラリア→
しろちゃんは、今まで一回もフィラリアの予防をしたことが無い。
賛否両論、要る要らないは保護者の選択。
人間の医療と違って、動物医療全般が私達の選択に他ならない。
皆保険の無い分、「するもしないもあなた次第」と投げられた選択を私達は都度しなければならない。


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「大丈夫、しろちゃん。
僕がついてるから、元気になるよ。」



今日現在、しろちゃんの左のアンヨの裏は、順調に回復している。
一日二回、背後から強制抱っこして、しろちゃんごと下を向いて身を屈める。
患部を見ながらすることはできないが、お手手もアンヨもぶら~~~んの状態にすると、抵抗は少なくなる。
自分の指に一旦取った抗生物質の塗り薬を、しろちゃんにたっぷりと点けてやる。
真ん中の肉球と指の肉球と、その間の深い谷間に、指で感触を確かめつつ。
自分の指に一旦取る…というところがミソである。
薬のチューブが薬のチューブだと、知らないほど猫ちゃんは愚かじゃない。
二日もすれば、嫌だが諦めるという柔軟な姿勢に変わる。
痛いのが無くなった感覚とアンヨぶら~んが、頭の中で結びついているのじゃないかと、期待をこめて思っている。

病院への往路で、普段泣かない子のしろちゃんはやけに泣いた。
自分でもシクシクするアンヨの裏に、今回の病院ばかりは痛い思いをすると、わかっていたのだろうか。
薄ピンクのお鼻を真っ赤にして、キャリーの中で泣きしぶる。
「帰りにオモチャ買ってあげる、オヤツも買おうね~。」
子供に、○○したら○○が手に入るという成功報酬型の教育の仕方はよくないのだそうだが、泣く子を前に理屈じゃあない。
急にこみ上げる感情が、私にはある。
そういう感情こそが、一番最初、お外の猫だったしろちゃんと私を繋いだものかと思っている。
雨の日にはずぶ濡れで、雪の日には真っ白な雪を背中に載せた、あの日のしろちゃんを忘れない。


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「ママったら、いつまで経っても、あの日のことを言いますね~。
ええ、雨が降ったら濡れるのです。
雪は背中にも積もるのです。
そんな中を、お外の猫ちゃんたちは力いっぱい生きているのです。
ストリートキャットは、カッコいいのです。
ストリートキャットの自由を、尊重してください



いつもコメントくださるにゃごさんが、17歳の白猫プチ子ちゃんと一緒に雑誌「ねこのきもち」に載ってます。
7月号57ページ下段、「ストレッチに参加するブーム」
8月号69ページ、人と兄弟編。「愛猫も同じタイミングでトイレへ行きます。」
9月号45ページ左下、「シニア猫にひもを見せて、元気があるかを毎日確認」
17歳のプチ子ちゃんの、とってもかわいいお顔が出てますよ~見てね。



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コメント

Secret

No title

しろちゃんのにっきうはカキカキペロペロのし過ぎってことなんですね><
今更ながらですが、真っ黒の肉球を見たときはさぞ驚かれたと思います。。。
原因はアレルギーですか
以前もかきましたが高額な検査をしても
アレルゲンが特定できないこともめずらしくないようで。。。
プチ子もそうでした
しろちゃんのお話を見せていただいていると
つくづく、白い猫って繊細~~。。って感じます
且つ、敏感な気も。
お薬を飲ませないと、って思っているとそこに居た子が居ない。
食べさせようと、食事をチンしている間にまた居ない。
しろちゃんは嫌だが諦めるなんてとってもいい子!
お薬ぬりぬりはそんなに痛いわけじゃないからかしら
オス猫の方がお世話がしやすいと、
先日病院で会った飼い主さんが言ってました
お薬やるのも、飲ませた後に「ん?」って思うと(笑)
急にこみ上げる感情。。
しろちゃんのお外時代
ずぶねれだったり雪が乗ってたりだったんですね。外だものね。
人間の価値なんか猫にとってはどこ吹く風なんでしょうね
衣食住。このために一生懸命な人間達
ここに「欲」が」なければ猫のように生きて行けるのでしょうか??
来世は猫に生まれたいもんです
しろちゃんお大事にね♡♡

No title

原因がアレルギーだとしたら、なかなか特定が難しいですよね。。
このまま回復してくれて
その他に症状がでなければ良いのですが・・。。
お外の辛い時期を生き抜いてきたしろちゃんだから
きっと大丈夫ですよ。。
しろちゃん、お大事になさってね。。

こんにちは。

しろちゃん可哀そうに。しろちゃんは神経質だから・・・
病院は人でもイヤですもんねぇ。
今は順調な治っていて安心ですが・・・
アレルギーがあるのでそう簡単に安心も出来ませんねぇ。

>引っ越すしかなくなりますよ。
これには驚きました。
とにかくお大事にしろちゃん。

にゃごさん、こんばんは♪

はあい、ご心配ありがとうございます。
アンヨはもう回復って言っていいと思います。
お目目とお鼻は治りませんが…。
アレルギーがお目目とお鼻にあることは承知でも、アンヨの裏の真っ黒とアレルギーは結びつきませんでした。
病院、ありがたや~です。

アレルゲンの追及、人だってわからないことが多いですよね。
時間やお金をかけてもわからないようなことなら、違った視点から緩和したほうがいいと思いました。
プチ子ちゃんの生きている道って、ひとつひとつ参考になります。
「白猫は神経質だから…」と先生もいつも言いますよ~。
多分、患者さんを比較して、他の毛色の猫ちゃんよりトラブルが多いのかもしれません。

しろちゃん、同じことが二日も続くと、「嫌だが諦める」んですよ。
ママに捕まったらお仕舞と思ってるのかも(笑)
社交的じゃないけど、性格は穏やかで真面目ないい子なんです(親バカ炸裂)
その代わり、モジモジ君です(笑)
男の子のほうが従順なのかしら?初めて知りました。
お薬は痛くないってこともわかったのでしょうね。

お外時代のずぶぬれや背中の雪の思い出はね。
しろちゃん、その時野良猫さんですから、どこかに寝床があるわけですよ。
その寝床から、ご飯をもらいに私の居る窓まで来るのに、雨に濡れるのも雪を被ってもいとわないってことに、後から感動したんです。
水滴一滴かかっても飛び退るしろちゃんが、あの時には、そんなことをいとわず一生懸命来たんだねって、思い出すといとおしさが増します。
お家の子になるまで、半年くらいそんな微妙な時間があったんです。

にゃごさん、来世は猫ですか?
何度も何度も、人としてプチ子ちゃんと出会い、同じように暮らすってのはどうですか?
コメント、ありがとうございますi-12

のん福レオちゃんのお母さん、こんばんは♪

ご心配、ありがとうございます。
ここ2ヶ月ばかりのことなので、なんだかわかりませんが、軽微なものなので、気に病まないことにします。
こんなことで騒いでいたら、お薬がんばってるのんちゃんとmamiさんに、申し訳ないです。
しろちゃんのお外生活の経験から来る免疫力に、私も頼るところ大です。
のんちゃんの笑顔、本当にいい笑顔でしたね~。
あどけなさも感じました。
ずっとあんなお顔で過ごせたら~と、お祈りしています。
コメント、ありがとうございますi-12

ビクママ、こんばんは♪

ご心配、ありがとうございます。
にゃんにゃんもそうだったと思いますが、白猫さんは神経質ですねえ。
パンちゃんが、全然社交的になれないのも、そのせいがあると思います。
社交的じゃなくても、お家の中でのんびり暮らしてくれれば、いいですよね~。

病院は、大人の人間でも嫌なものですから、何をされるかわからない猫ちゃんにしたら、すごく恐怖でしょう。
お陰様でアンヨは回復しています。
アレルギーのせいで、きれいなお顔じゃなくなってますが、私が神経質にならないように、大きな気持ちでいたいと思います。
人間のアレルギーだって、治ったって人、あまり聞いたことないですものね。

先生の「引っ越すしかなくなりますよ。」は、つまりアレルギーの原因がわかったとて、いたし方の無いこともあるから、原因究明よりは症状緩和程度の気持ちでいましょうってことです。
コメント、ありがとうございますi-12
プロフィール

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Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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