3・11に寄せて…私的雑感と命のバトンを感謝をする猫

2012/03/10 Sat

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「明日は僕も、黙祷をしようと思います。
1年前に、僕と同じような子がたくさん亡くなったのですから。
だけど虹の橋では、きっとたくさんのお友達と、毎晩ダンスしていると思います。
だから、お母さんお父さん、どうかもう泣かないでください。
おいしいお魚もおいしいお肉もおいしいオヤツも、食べ放題なのですって。
虹の橋からは、会いたいと思えばどこにでも行けるのですって

(今日の写真は2月のものです。
再使用もありなのです。)


夜明け近くに、ほんの少しの雪が舞った。
春の訪れは四方から聞こえているのに、根深い冬はまだそこにいたいらしい。
なごり雪ではないだろう。
なごり雪とは桜の咲く頃になって降る湿っぽい雪だそうである。
もろん、なごり雪と思うか思わないか、個人的な感覚でいいのだろうけど。

茨城で地震もあった。
それも2回も。
去年の3月11日の地震の余震だそうな。
こまごまと地震が来ることで、いつか来る大きな地震が分散されないものかと、猫友さんと願っている。


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「そう、あの怖かった日から、もう1年経つのですね。
一晩中、ママと震えて起きていました。
東京もユラユラ揺れたのです



明日の3月11日にあたって。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
東日本大震災で犠牲になられた多くの方々に、あらためて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
地震の被害に遭われた方々、津波で家を失い避難されている方々、原発の事故で避難されている方々に、長らくのご不便な生活、心よりお見舞い申し上げます。
震災、被災により、愛しい家族同然の動物と離れ離れに暮らさざるを得ない方々、お気持、お察しします。
1日も早く一緒に暮らせる日々が来ますよう、遠くの地から祈っております。

私には、祈ることしかできません。
祈ることしかできませんが、あなたがたのことを忘れたことは、ただの1日もありません。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


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「ママったら、僕を毛布でグルグル巻きにしてお布団の中に隠しちゃったのです。
『しろちゃん一歩もお部屋から出てはいけません』って、そりゃ厳しい声で言いました。
ご飯もお水もトイレも、みんなベッドのお部屋で済ませました。
腹壁ヘルニアの手術の後と、同じだって僕は思いました




東京都内に住まう私達にとって、大震災は何だったのかと、昨日推考してみた。
もちろん、答えなど、出ない。
ただ常に、新しく気づくことがあるだけ。
テレビでは、これでもかというほど特集番組が組まれている。
あの地震のことを、メディアが何回も詳細に取り上げ、検証し精査してくれることは多いに結構なことだと思う。
メディアの力によって、動く事態もあるからだし、今後に役立つ。
しかし、あの地震、津波、原発事故に関して、記事に取り上げることは少々ためらわれる。
たくさんの命が奪われた辛い記憶を、いやが応にも呼び覚ますテレビ、ネットの情報が辛いのだという被災者の声を、ニュース媒体で知った。
いつまでもいつまでもそのことを口に出すことが、その方にとって慰めになることもあれば、かえって傷つける結果になることもある。
震災の映像を、二度と見たくはないという方も、いらっしゃるそうである。
当事者ではない私は、どちらの言葉にも頷く。
どちらの方の気持ちにも、真摯に耳をかたむけたいと思うのである。
結果、何を書いていいのやらということになる。


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「ママは、自分がトイレに行く時にも、ドキドキしちゃって行く勇気がないっていうのです。
だから、僕のトイレを使いなさいママと、僕は言ったのです。
みなさん、猫砂の猫トイレは、非常時には人間用にも使えますよ~。」

本当です。
非常用に猫砂とレジ袋があれば、簡易トイレが作れます。



東京都内に住み、直接の被害が食器が割れる以外何も無かった私、及び私達は、震災のことを語るとき、過去の出来事を悲しむことよりは、次への警鐘として語るべきかもしれない。
どんな様子でしたかと聞き、傷跡に砂をすり込むようなことだけはすべきじゃない。
ただ真摯に事象を見聞きし、次なる天災、人災に備えることが、唯一の前向きな捉え方かもしれない。


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
被災者の方々の遭われたご不幸な出来事によって、私は貴重なことを学び、知らなかったたくさんのことに気づかされました。
価値観が変わるほど、たくさんのことに気づきました。
今気づいて、本当によかったと思っています。
気づかないでいたら、私はバカなまま生きてゆくところでした。
ありがとうございました。」
被災された方々一人ひとりに、できることなら、こう言葉をかけさせていただきたいと思います。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*


どんなに思い遣ったとて、思い遣りは足りないだろう。
せめて想像して、近い痛みであろう痛みに涙することしかできない。
しかし、他者の痛みを想像することは永遠にやめない。
想像することをやめたら、人間は堕落すると思っている。


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「僕だって、ユラユラは怖かったですよ。
でもママが、揺れるたびにギューって抱っこするので、怖いより苦しくて…。
ああ、ママも怖いんだねって、僕はママにされるがままになっていました
ママったら、僕にしがみついてたんですよ、みなさ~ん



こと、自分の猫ちゃんとの生活に関して。

非常事態の際には、自分の愛しい子を絶対に守りたい。
だが、自分の愛しい子だけが救われればいいなんて、思っていない。
去年のそのとき、失われたひとつの命のあがないは、ここにあるひとつの命をどう救ってあげられるか、考えることだと思っている。
失われたひとつ命の残した痕跡は、次につなげる命のバトンだ。
未曾有とは、いまだかつてなかったことの意。
未曾有なのだから、予測もできないというのが本当のところ。
本来予測もできないことに、対策も防備も無いものだ。
こう言ってしまえば元も子もないが…。
すべての命は大きく重たく貴重なものだけど、それだけの大事さに比べて、いともはかなく失われてしまうものであることも念頭に置こうと思う。


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「地震は夕方前だったのに、気付くともう夜でしたね。
小さなラジオはやっぱり必要って、ママはあの時思いついたのでしたね。

そう、MP3じゃ、しろちゃんのお耳にイヤホンができませんからね


今日叱ったら、今日のうちに抱きしめてあげよう。
今日泣かせたら、今日のうちにその涙を拭って笑顔を取り戻してあげよう。
寂しい気持ちのまま、眠りの世界に送り出すなんてことはやめよう。
その子の明日に、何の保証もないものと思って、今日1日を過ごさせてあげようと思うのである。
悲観的?
いやこれこそ、楽観的な生きかたじゃないのか。
アリにならなくてもいい、キリギリスでいい。
私としろちゃんの生活は、キリギリスでいいのだ。
今笑えなければ、明日も笑えない。
幸せな気持ちというものだけは、遠い未来に積むことができないものと心得よ。
今、この時、ここだけ。
楽しい音楽を鳴らし、ダンスを踊って、美しい星空の下、お手手をとってグルグル回ろう、しろちゃん♪
疲れるまで、踊ろうじゃないか♪
…と、私は毎晩自分に言い聞かせる。


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「なんですって?キリギリスさんになるのですって?
それはダメですよ。
夏が終わったら、何の貯金もなくなり、アリさんに笑われるのですよ

しろちゃん、君は、どうしてそういう慎重な性格なのかね~


斯く思いつつも、フードに気を遣い、健康のためにワクチンを打ち、早期発見のために痛い検診を受けさせる。
食べたくて食べたくて仕方の無いものを、健康のため長生きのため、決して与えない。
しろちゃんにとってそんな悪魔のような行為をする、それもまた、私である。

どうしていいか、わからないくらいに愛しいのである。
どうしていいかわからないくらいに愛しいものに出会えたことに、感謝なのである。
そこにしろちゃんが生きることに気づかなかったら、
また、命のはかなさに気づかなかったら、私は人間として失格だったと思う。
生きる価値もない人間だったと思う。


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「僕のママ、今日はやたらに神妙なのです。
驚くほどに大人しいのです。
毎日こんな風だったらどんなに静か…なあんて、僕が思うわけないじゃないですか。
僕のお手手をとって、
『さあ、しろちゃん、ダンスを踊りましょうなんて言うママが好きなのです。
無理だって言うのに、二本のアンヨで立って踊れというのです。
毎晩、キリギリスさんになるってどういうことでしょう。
意味はわからないけど、僕は幸せな気分です。
命のバトンの感謝のお祈りを、明日は僕も一緒にするのです




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No title

こんにちは。
今日は一年前と違い、
とても穏やかな日ですね。

今もなお支援が行き渡らず、
行方不明者もいて、
消えゆく小さな命もあるなんて
現実に起きているとは思えないほどです。

今日はたくさんの方の命日。
天国から家に舞い戻り、
この天気のように
穏やかに過ごされているのでしょう。

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No title

kakoboxさん、こんばんは♪

あれから1年経ったんですね・・・。
短く感じたのか、長く感じたのか・・・なんだか自分でよくわかりません。それほど、辛い出来事でした。

もちろん、私は関東ですが、悲しいニュースがテレビから流れてくるたびに、皆さん、同じ気持ちでしたよね・・・。見るのが苦しい・・・そして、被災地の方たちは、どうされているのか、心配で。

kakoboxさんおっしゃっているように、人もそうだけれど、猫ちゃんやワンちゃん、たくさんの野生動物たちは、どうしただろう?と考えると、それも胸が痛くて・・・。

でも、しろちゃんの言葉で、少し楽になりました。
虹の橋の向こうで、みんなで遊んでいたり、あいたいと思えば、会える・・・。しろちゃん、そう言ってくれて本当にありがとう・・・。皆がそうやって過ごしていると、信じたいです。

kakoboxさんのおっしゃる、
「今笑わなければ、明日も笑えない」
すごくいい言葉だと思います。

人は、将来のことを考えて不安になるけれど、今を頑張らなければ、将来はないわけで・・・。

私のこれからの人生にも必要な言葉だと思います。ありがとうございます。

しろちゃんのピュアな心をそのまま映し出したような、白い綺麗な毛、すごく素敵です。そして、優しいまなざしのしろちゃんがすごくカワイイ(*^。^*)特に、1枚目の写真、すごく好きです!!

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ローズキャットさん、おはよう♪

なんだか昨日は、テレビの映像を見すぎて、悲しみに疲れてしまいました。
悲しみや憤りは、人を肉体的にも疲れさせてしまうものなのですね。
感情移入をして観るからかしら。

そうそう、ローズキャットさんの仰るように、今なお続く悲劇が、現実とは思えないと感じることがあります。
陸続き、それも、東北自動車道をどんどん行けば、数時間で行かれる場所で起きている出来事なのですよね。

首都直下型地震のことも、予測震度が6から7にアップしたことで、また特集されていました。
私は昔から、怖いものの一番は地震なので、本当に身にこたえます。
ひとつの大きな天災が、そこで終わらず次を招くというのは地震だけだと思いませんか?

そう、たくさんの方々の命日ですね。
冬なのに、水の上を流れてゆく灯篭に、ジーンとしました。
せめて天国では、穏やかで静かな時間を愛しいご先祖と過ごされていることを祈りたいと思います。
コメント、ありがとうございますi-274

あいにゃーさん、おはよう♪

そう、1年経ったのですね~。
私には、短い1年に感じられました。
続く余震に、しろちゃんは体調を崩してウィルス性の猫風邪を再発させ、夏の猛暑で激痩せしたのですよ~。
ストレスは人間以上だったのですね。
ミルクちゃんは、地震の後はどうでしたか?
体調を崩したりはしませんでしたか?

昨日はテレビの特番を観すぎて、悲しみ疲れしちゃいました。
津波の映像を観て、自分をすごく無力に感じました。
首都圏に来ると予測される地震は、種類が違うものですよね~。
怖さが違うとも言えますね、お~怖い。

私達の想像のつかない数で、愛しい動物を亡くされた、もしくは手放さざるを得なかった方々が居るのですよね。
悲しみはいかばかりかと想像するだに、お気の毒でたまりません。
せめて虹の橋のお話を、皆さんに知って欲しいと思います。

また、いまだに警戒避難区域には、たくさんのワンちゃん猫ちゃんがいるのですよね。
同じ日本の道繋がりの場所で、ひもじく寒さに耐えている子がいるなんて…。。。
何もできない自分が、悔しいです。
事情がそれぞれなので、一概に憤ることもできません。

>人は、将来のことを考えて不安になるけれど、今を頑張らなければ、将来はないわけで・・・。
↑ そうそう、仰るとおりですよ~。
将来の木は、今この時に根っこを張っているのです。
あいにゃーさんも、根っこを、大きく伸ばしてね~。
大事なのは、どんな木になるかではなく、どんな木になろうとしたか!だと思います。

1枚目の写真、私もすごく好きです←テマエミソ~(笑)
コンデジと私の技量不足で写真は下手ですが…。
この写真ではわかりずらいかもしれませが、しろちゃん、右目の中に四角いブルーの湖を持ってるんですよ。
ブルーアイ一家の末息子ですから、四角いカケラだけ入ったのでしょう。
最初はオッドアイなのかと思いました。
2歳を過ぎて、段々小さくなってゆくのが寂しいですけど。
コメント、ありがとうございますi-274

No title

私も祈ることしかできませんが
祈らずにはいられない一日でした。。
そして今も苦労しておいでる方々のために
自分は何ができるか考えた一日でもありました。。
いざとなったら、シロちゃん抱えてこちらまで逃げて来るのですよ。。

こんにちは。

早いですねぇ。1年が過ぎました。
まだまだ復興は終わりません。ミサンガプロジェクトを起こして、幼い子からお年寄りさんまで編んでいるそうです。今回私は頂きました。そよちゃんと言う小学生です。メッセージもくれました。

茨木でも地震がありますねぇ。覚悟が必要ですかねぇ。
家の前のクレーンが怖いです。

ママさんユラユラ病はどうですかぁ?気を付けてくださいねぇ。

のん福レオちゃんのお母さん、こんばんは♪

東日本に済む人にとって、終戦記念日に次ぐ悲しい記憶の記念日になりました。
一番重要なのは、今も苦しみが終わっていない人々のことですね。
何より国家こんなに心もとないものとは、大多数の国民が感じたのではないでしょうか。

mamiさん、優しいお言葉に涙出ました。
ホントにいざとなったら、白い息子を抱えてそちらに逃げてゆきます。
去年は悲しいこと怖いことばかり続いた1年でしたが、私にとっては、かけがえの無い猫友さんができた1年でもありました。
そのことにひたすら感謝です。
コメント、ありがとうございますi-274

ビクママ、こんばんは♪

ホント、早いですね。
1年経っても解決していないことがいっぱいですね。
残されたワンちゃん猫ちゃんにも、1年の歳月が流れてしまったということですね。

まミサンガプロジェクト、知りませんでした。
ミサンガを編むということなら、子供から大人までできますものね。
仮設住宅にいるお年寄り達が、小さな鈎針編みの毛糸のお花のストラップのようなものを作って、内職として売るのだというのをテレビで観ました。
それは寄付ではなく、仮設で何もすることのないお年寄りに働く生きがいをということで、まさに内職なんです。

首都圏直下型の地震の予測震度が6~7に訂正されましたね。
ビクママは、当面の家の前の工事のクレーンが恐怖ですよね~。
いつ終わるのでしょうね、その工事。

ユラユラ病は、すっかり収まってますよ。
お気遣い、ありがとうございます。
めまいや吐き気って、嫌ですね。
ビクママの指は、もう完治ですか?
コメント、ありがとうございますi-274
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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