月食の夜に、思い出話でなぐさめてくれる優しい猫

2011/12/12 Mon

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「なんですって、月食?
そんな食パンを買いに、こんな夜に出かけるのですか?
普通の食パンがあるじゃないですか。
ママったら、好奇心が旺盛すぎます

そういう堅実なしろちゃんが、ママは大好きですよ


今年を表す漢字一文字が、京都清水寺で揮毫された。
「絆」
やっぱりこれですかと思ってしまうが、これしかない位に、絆はあちこち様々な場面で使われた言葉だろう。
こんなステキな日本語があったなんて、大震災のあるまでは、忘れていたのでは?
絆は糸の半分。
常に糸の半分。
人はそう、いつも、糸の半分しか持っていないのだ。
後の半分を、常に待つ生き物なのかなと思う。
一人では完成されることがなくて、誰かの、糸の半分を待っている。
そして、永遠に完成されることがなくて、永遠に誰かの、糸の半分を待っている。
半分だからこそ、人は助け合い、励ましあい、喜びあい、悲しみを共有できるのかなと思う。
一文字でたくさんの想いを載せることのできる漢字って、やはりすばらしい。


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「えっ、月食という名前のお月様ですか?
そうか、お月様のことだったのですね。
じゃあ、玄関の前で見ればいいじゃないですか。
新宿まで見える玄関の前の前で。
お着替えして出かける必要はありませんからね。
お顔に色をつける必要もないですよ、家の前なんですから



土曜日は皆既月食だった。
曇ってみられないかもしれない可能性が高かったのに、まったくの晴れで、良く見えた。
皆既日食とか月食とか、彗星とか流星群とか、天体の織り成すショーには、なんだかドキドキするのは何故だろう。
昔の人は、理由がわからなかったので、欠けてゆく太陽、月に、さぞ恐怖を感じたことだろう。
科学の発達で私達は、物理的な理由をわかっている。
わかっていても、なおドキドキする。

知識がないということは、闇雲に恐怖を感じることなのだ。
何事にも、知識を持つことは大事と思う。


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しろちゃんの言う、玄関前、新宿方向の夜景。
カメラはコンデジ、Canon IXY 920IS
なので、写りはこんなものという言い訳。


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普通に美しい満月になった午後9時辺り。
神々しくて、すばらしい満月だった。


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皆既月食の一歩手前。
お月様は鈍いオレンジ色になり、私には、なんだかあまり感動ものとは思えなかった。
滅多に観られない天体ショーではあるけれど。


知識は大事。
猫ちゃんのことに関してもそう。
私はしろちゃんと暮らすまで、猫ちゃんに関しては、何の知識もなかった。
知識がない故に、おかしな疑問を持つにいたる。
しろちゃんの手に、6個目の肉球があることで、驚いた。
人間で言えば、腕のほうにある「手根球」というやつ。
しろちゃんが奇形なのかと思った。
ごめんね、しろちゃん。


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「ひどいですよね、ママ。
僕の肉球を、余分なものと思ったのですね。
ママは、僕が猫だってことも、知らなかったのではないですか?
もしかして、人間の赤ちゃんだと思って、僕をお家に入れてくれたのですか?
本当のことを言いなさい

いやいや、猫の子だけど、ママが産んだのかなと思ってはいるけれど


知識がないために、変な楽観性(危険なことなのだけど)を持っていた。
外からやってっきたしろちゃんが最初に病院にかかったのは、オデコ、鼻、歯茎に負った深い傷の治療だった。
その時の担当の先生は、今の院長先生とは違う先生で、もう病院にはいない。
余計なことは一切言わない先生だったらしく、怪我の治療は1週間かけて完璧にしてくださったけれど、その他のことは、何も指導されなかった。
レボリューションとか、駆虫とか、去勢のことも、何も言わなかった。


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「僕に虫がいたとでも?
ええええ、野良猫さんでしたから、お毛毛の中に虫の何匹かはいましたよ。
この人は、それなのに僕と一緒に寝んねしてくれるのですねと、僕はすごく感激したのです。
さすが、僕がママに選んだだけのことはあると、ママを自慢に思ったのです。
虫さん、泥んこ、ホコリ、怪我、病気。
そんな灰色の僕を、抱っこして寝んねしてくれたママのこと、僕は一生忘れないのです。
ママが、虫さん、泥んこ、ホコリ、怪我、病気でも、僕だっていつものように一緒に寝んねしてあげます。
安心してください

ありがとう、しろちゃん、安心してますからね


ほんの昨日まで、外で暮らしていたしろちゃんを、今と同じ状態で自分のベッドの上、枕の横に寝かせて、ノンノンとしていた私なのである。
ヒェ~でしょう?
なんかムズムズすると思ってた。
腕の内側に、発疹もできた。
しろちゃんの寝床として敷いたフリースが、1日で真っ黒になった。
それでも、しろちゃんが一緒に暮らすようになったことの喜びのほうが大きくて、平気でいたのである。
それでも、家猫になった当初から私と一緒に眠ってくれるしろちゃんが、うれしくてうれしくて、なんとも思わない私だったのである。

ムツゴロウさんも顔負けな、野生味溢れる無知ママなのであった(笑)

知識を得る、持つことはやはり大事。
いくつになっても大事。
愛するものを守るために、大事。


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「月食という名前のお月様はどうでしたか?
寒いのに、ご苦労様ですねえ。
僕は、まん丸ピカピカの満月さんのほうが、大好きです。
お月様は、なんでも見ているのです。
悲しいことがあった日も、うれしいことがあった日も、お月様はいつも僕を見ています。
『しろちゃん、また明日、もっといいことがありますよ』って、いつも僕に話しかけてくれるのです




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コメント

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No title

絆・・・確かに、半分の糸ですね。。
その半分の糸を捜して(補いたくて)人生を歩くのかもしれませんね。。
青白い月を、しろちゃんは寒いお外で何日も何日も心細げに見ていたのでしょう。。
そう思うと、ギュッと抱きしめてあげたくなります。。

のん福レオちゃんのお母さん、こんばんは♪

わあ、mamiさんに同意していただけて、うれしいです♪

>その半分の糸を捜して(補いたくて)人生を歩くのかもしれませんね。。
仰るとおり、人はみんな常に半分を探していて、探す気持ちこそが愛なのだと思います。

>青白い月を、しろちゃんは寒いお外で何日も何日も心細げに見ていたのでしょう。。
↑ なんだか思い出して、涙が出そうになっちゃいました。
そうなんです。
1年半くらいも、しろちゃんには厳しい生活がありました。
真からの野良猫さんなんていないのですよね。
みんな誰かの愛情を待って待って、生きているのだと思います。
めぐり合わせてもらえたことを、お月様に感謝です。
コメントあろがとうございますi-260


プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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