自分の力で希望を掴んだ白猫の野良猫時代画像

2011/08/13 Sat

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「皆さんのママさんパパさんはお盆休みですか?
僕のお家には、お休みなんてありません。
自主的に、ママと僕が勝手に休んでいるだけです
ママ~、今日は飛び切りおいしいあのお中元のかつお節を、一緒に内緒で食べちゃいませんか?
せっかくお盆なんですから」

「ダメです、お盆休みにかつお節は関係ありません


日本のおおかたは、今、お盆休みである。
甲州街道も、中央高速に向かって、心なしか乗用車ばかりが多い気がする。
我が家では、お仕事がボクシングジムなので、そういう連休はない。
ゴールデンウィークもお盆休みもシルバーウィークも…。
あるのは年末年始のお休みくらいで、それもまた、試合の状況により消え果ててしまうこともある。
いいとか悪いとか、思わないことにしている。
人には、色んな生活があるのだ。

今日は、しろちゃんの野良猫さん時代と今との対比を少しだけ載せてみる。
猫ちゃんにも、色んな猫ちゃんの生活があるのだ。


白猫 007

野良猫時代のしろちゃん。(2008年初頭の頃)

↓↓↓

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昨日のしろちゃん。
進化なのか退化なのか、ママにはわからない。


ごく近所で生まれた野良猫。

ご飯だけもらいに来る外猫

出たり入ったりする出入り自由猫

完全なる家猫

こんな過程を経て、今のしろちゃんがある。
この過程の中で、1年半程度を要している。
「かわいそうに、助けてあげよう」こんな烈勝な気持ちでしろちゃんを保護したわけではない。
保護という言葉は、私としろちゃんの場合、当てはまらないと思う。
保護するつもりだったら、私は10匹くらいの野良猫ちゃんを、いっぺんに保護しなくてはならなかったであろうから。
この日の記事→(クリックすると飛びます)→「4年生きてきて、一番うれしかった日のこと。」にも書いたけれど、
しろちゃんが、「僕のママになってください」と、頼んだのである。
声が枯れるまで、頼んだのである。
「え~だって私は、猫を飼ったこともなければ猫に関する何の知識もないし~正直、猫が好きかどうかわからないわ~」
そういう私に、「それでもいいです」としろちゃんが言うのである。
「僕はいい子にしてますから、ご迷惑はかけませんから、ママになってくれませんか?」と…。


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野良猫時代のしろちゃん、(2008年初頭)
網戸+窓を通して撮った。
この窓辺で、声を枯らして私を呼ぶのである。
出てくるまで、呼ぶのであった。
猫風邪で、右目が赤く腫れている。

↓↓↓

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昨日のしろちゃん
「今では、むしろ、時折うるさいママなんです


猫のママになるって、どういうことだか具体的にイメージもできなかった。
ご飯をちゃんと準備して、トイレを設置して、寝床を用意してあげて…あとは猫ちゃんの自由にさせておけばいいのかなと、なんとも無責任なママの始まりなのである。
そんな無責任極まりない私に、猫ちゃんと一緒に暮らす義務と責任と限りない愛情とを、ひとつひとつ、身を以って教えてくれたのは、しろちゃん自身なのである。


白猫 012

野良時代のしろちゃん、(2008年初頭)、すすを被ったように汚れている。

↓↓↓

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昨日のしろちゃん
お風呂も入らず、ブラッシングもさせず、あちこちの布地に汚れをこすり付けることによって、真っ白になったのだ。


ウィルス性の猫風邪だった。
大怪我をした。
消化不良でよく吐いた。
野良ゆえ、未去勢だったので、サカリの時期が来て、ビックリするような野獣になった。
やっかいな腹壁ヘルニアだった。

そのたびに私は、右往左往して知識を得ようとした。
そのたびに私は、できる限りのことはした。
そのたびに私は、しろちゃんという子が好きになっていった。
そのたびに私は、かけがえの無い信頼をしろちゃんからもらい、深い愛情が胸の中にこみ上げるのを感じた。

結果、恥ずかしいほどの溺愛ママの出来上がりだ。
月に一回は、「どうして私にママになって欲しかったの?」と聞いてみる。
「隣のオバちゃんでもなく、向かいのオバちゃんでもなく、どうしてこの私だったの?」と。


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「どうしてだったのでしょう。今じゃ、こう…」
「なんだってえ、今じゃ後悔してるってえ?」
「慌て者のママですねえ。
今じゃこうなって幸せでしたと、そう言おうとしたんですよ



ママが理由を尋ねるそのたび、しろちゃんは、ママの足首をチョンと触って逃げてゆく。
追いかけっこを仕掛けるのだ。
照れているのだ、しろちゃんは。
「あはははっ聞かないでよ、あはははっっと、尻尾を立てながら斜めになって全速力で走って、寝室のドアの陰にそっと隠れる。
確実にママが、そこに追いかけてくることを知っている。
確実にママが、自分を無視しないことを知っている。
確実にママが、自分を愛していることを知っている。
確実にママが、どんなことがあっても自分を見捨てないことを知っている。

自分の力で希望を掴み、ひとつの大きな確証を得た子の、くったくない微笑みが、ママを見上げる。


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「僕は、どっちかというと大人しい控えめな猫ですが、
あの頃は、一生懸命でした。
明日の幸せを摘み取るために、時にはなりふりかまわず声を枯らして、
泣くことも必要だと、僕は思うんです。



参加してます。


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コメント

Secret

こんばんは。しろちゃん❤

>無責任極まりない・・・
なんて絶対にありません(*^_^*)
こんなにしろちゃんを大切に育てているじゃないですかぁ(*^_^*)しろちゃんはkakoboxさんと言うママの元に来るために生まれて来たと思います。

しろちゃんは本当ににゃんにゃんにそっくりで・・・真っ白で・・・
きれいで大~~~好きしろちゃんv-343

お盆だから・・・

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ビクママ、こんばんは♪

なんてうれしいコメントでしょう♪
涙が出ちゃいます。。。
そうか、しろちゃんは、私の子になるために生まれてくれたのね。
私の猫育ては、これでもいいのね♪

ビクママの亡きにゃんにゃんも、お盆なので、帰ってきています。
ビクママのそばにそっとより添っていることでしょう。
ビクちゃんパンちゃんに、嫉妬しながら…。

「しろちゃん、ビクママが君のこと、大好きだって♪
よかったね~。」

コメントありがとうございますi-260

No title

お盆ですね。
こちらの地域でも国道は数珠つなぎ、高速道路は数十kmの渋滞です。

出逢いって偶然などでなく必然なんですね。ちくわも声を枯らして呼んでいましたっけ。
うちもつくねに聞きます。幸せ?って。しっぽを振って返事してくれます。
不幸せ?って聞くとしっぽは振りません。
幸せの形って決まっているわけではないでしょうが、
やっぱり今のしろちゃんは幸せそうです。

自ら幸せを掴み取る猫さんもいれば、幸せを掴み取る権利さえ与えられずに
消えて行く生命もありますね。
利益のために生み出される生命もあります。

> 幸せっていうのは、自分が幸せになりたいなりたいと思うことではなくて、誰か何かを、自分の手で幸せにしてあげたいって思う気持ちのことなんだね。

個人で保護活動をされていた方が志半ば、動物愛護管理法の改正を見届けることなく
白血病で亡くなりました。どれだけ無念だったことか。
必ず帰ってくると言っていたのに残念です。
大したことは出来ないけれど、自分にも出来ることをコツコツとしていかなきゃ。

ひとつでも多くの生命が幸せになれますように。
そして、不幸な子がなくなりますように。

こんばんは

しろちゃん野生の頃に比べてお目めがクリンクりんに大きくなった~
しかも今の方が赤ちゃんに見える~
安心して暮らしている証拠ですね☆
ニャンコの選ばれるなんて素敵なことですね!
滅多にないお話だナァ~♪

最後の写真これでもか!ってぐらいおひげが前に来ていてしろちゃん楽しそう♪



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しろちゃん

kakoboxさん、こんにちは。

しろちゃんとママの出会いは、すごく感動的ですv-354
ママを選んで来たのですね。。。
しろちゃん、辛い思いをしてきたけれど
ママと出会えたのは、幸運ですねi-265

こんなに可愛い、そして雪のように真っ白で
きれいな、しろちゃん。。。
今はとても幸せって言っているお顔をしていますe-415
これからも健やかに、幸せに過ごしてねe-53

No title

いつも思うことですが、ノラ猫さんってやっぱり目つきが鋭いですよね。
飼い猫になると、ものすごく穏やかな顔になります。
しろちゃん、ものすごくキレイな白猫さんになって♪
声が枯れるまで叫んだしろちゃん。
野生の勘?それともこれは運命?
しろちゃんにはわかっていたんだよね。
僕には、kakoboxさんが必要だって(^^)

お髭をビヨーンと前に出してジャレて遊ぶしろちゃん。
お手手のお手入れをしながら鼻にシワを寄せるしろちゃん。
全てが愛おしいですね。

ボクシングジムはお休み無いんですね~。
大変なお仕事だなぁ~。。。
私もお盆休みはありません。
普段通りのお仕事でございます~。(笑)

つくね♂さん、こんばんは♪

コメントのお返し、遅くなりました。
お盆も今日で終わりですね。
つくね♂さんのほうでもやはり渋滞ですか。
今年は長いお盆休みの方が多いとか。

つくね♂さんとちくわちゃんとの出会いも、突然できっと必然ですね。
ちくわちゃんが、声の限りに叫んでいたのと、そこにつくね♂さんが出くわす偶然。
出くわして、見過ごせなくなる必然。

つくねちゃんは、クールビューティですから、うれしいお返事も尻尾だけ。
でも、幸せと不幸せって言葉をわかっているのですから、それが幸せって証拠なのかもしれませんね。
人間がそばで、幸せかと口にしなければ、一生聞くこともないわけです。

私は当初、知識がない&昔の考えしかなかった故に悩みましたよ。
去勢して家の中に閉じ込めて、猫ちゃんは本当に幸せなのかと。
>自ら幸せを掴み取る猫さんもいれば、幸せを掴み取る権利さえ与えられずに
消えて行く生命もありますね。
利益のために生み出される生命もあります。
↑ その子自体の命は、みんな同じ重さなんですよね。
神様は、1匹の蝶を創るのにも、あれだけ神経を使い創ったのですもんね。
お寺さんの言いまでもなく、命はすべて尊い。
悲劇と思うのは、幸せに生まれて幸せなつもりで大きくなったのに、ある日突然、人間の都合で捨てられたり、命を法的に抹殺させられてしまう子達のこと。
保健所にGOということが、どういう意味なのか、知らない人がまだまだ沢山いること。

> 幸せっていうのは、自分が幸せになりたいなりたいと思うことではなくて、誰か何かを、自分の手で幸せにしてあげたいって思う気持ちのことなんだね。
↑ リンク記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

個人で保護活動をされていた方、無念でしょうね。
つくね♂さんのお知り合いなのですね。
人間を含め、命ということを考え出すと、虚しい気持ちに陥ります。
祈ること、願うことしかできませんが、せめて不幸な境遇にある猫ちゃん達の悲しい目を、穏やかな目にしてあげたいです。
コメントありがとうございますi-260

rag mama、こんばんは♪

コメントのお返し、遅くなりました。
私ね~手前味噌だけど、見比べると涙が出てきちゃうんです。
野良時代のしろちゃんは今ここに居るしろちゃんなのに、どこか別にこの子が居そうで、胸がキューンってなっちゃいます。

お目目自体の大きさが変わるわけもないのに、人で言えば「手術した?」って感じに違いますよね~(笑)
身体も小さくなったでしょ?
去勢のせいかな~。
別な猫のようですよね。
昔のほうが、むしろ立派な大人猫に見える(笑)

>しかも今の方が赤ちゃんに見える~
安心して暮らしている証拠ですね☆
↑ そうですよね~安心すると人間だって、赤ちゃんの頃の気持ちになるじゃないですか♪
猫ちゃんが、無邪気な赤ちゃんに見えると、ママはすごくホッとしますよね。
オムツ替えたくなっちゃうわ(笑)
猫ちゃんなのですから、何が何でも大人になる必要はないのです。

私は本当にしろちゃんを自ら保護してないですから~(自慢自慢♪)
前の家の庭からヒョイってあがってきた頃を、今でも思い出します。

>最後の写真これでもか!ってぐらいおひげが前に来ていてしろちゃん楽しそう♪
↑ 上唇まで伸びてますよね(笑)
この続きでもっとすごく伸びてる写真もあるの。
喜びがわかりやすい猫だなあ、しろちゃんは(笑)
コメントありがとうございます

ひなぎく29さん、こんばんは♪

来てくださって、ありがとうございます

しろちゃんとの出会いは、自慢じゃないけど私の自慢なんです、うふふっ♪
しろちゃんが約1年の間にした辛い経験を、できることなら消し去ってあげたいけど、その経験があったからこそ、今の性格なのかなと思ってます。
人為的に怪我を負わされ、腹壁ヘルニアになっていたことも、悲劇ではありますが、愛情を深めるひとつの要素となりました。

しろちゃんを、ほめてくださってありがとうございます。
親バカなので、単純にうれしいです♪
しろちゃんのお顔が幸せって言ってるのなら、このお顔の光が消えないよう、私は見守って愛しんであげたいと思います。
たとえどんな運命が待っていようとも、ママはがんばります。
コメントありがとうございますi-260

ミルクさん、こんばんは♪

>いつも思うことですが、ノラ猫さんってやっぱり目つきが鋭いですよね。
↑ そうですよね、本当に鋭い、崇高なまでの野生の目ですね。
そしてどこか、物悲しいような寂しいお顔をしていますよね。

私も、しろちゃんがこんなに変わるとは思わなかったです。
去勢したってことが作用してるかもしれませんが、別猫のようですよ。
しろちゃんね~家猫になった当初、声が出なくてハスキーなため息しかしない猫ちゃんだったんです。
お外で、あまりにも泣いたからだねって思ってます。
猫風邪と声枯れでしょうね。

必要だったのは、実は私のほうだったのかもしれません。
だって、自分がすごく変わったもの!
人のお世話のできるような優しい私ではなかったから~(笑)
ママ的立場になるって、すばらしいことよね。
ミルクさんの場合は、乙女さんと親子ではなくて、かけがえのないパートナーよね。
乙女さんのほうが、お姉さんなんじゃないですかあ?(笑)

>お髭をビヨーンと前に出してジャレて遊ぶしろちゃん。
お手手のお手入れをしながら鼻にシワを寄せるしろちゃん。
全てが愛おしいですね。
↑ お髭ビョーン、上唇ビューンです(笑)
人だったら、相当おかしいですよね。
鼻のシワ、いいですよね~~~ツボでしょ?ミルクさんも♪
あのシワが出ると、一生懸命生きてるのね~と、グッときちゃいます。

>ボクシングジムはお休み無いんですね~。
↑ すべてのジムが稼動しているわけではないと思います。
ただ、選手及び選手志望の練習生には、週に1回以上の休みは、大げさに言えば致命的。
つまりその、ボクサーという肉体を作り上げるために、休めないのです。

ミルクさんもお盆休みは無かったのね~ 。
休暇休暇って書いちゃって、ごめんなさい。
休暇のある人がうらやましいので、みんなそうなんだと思ってしまいました。
乙女さんがウェットフードをおいしそうに食べてた光景をスーパーで急に思い出し、昨日珍しく「黒缶」買ってみました。
しろちゃんも、ワシワシと食べてました(笑)
コメントありがとうございますi-260

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プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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