地震によるPTSD 我が家の猫の場合その1

2011/05/11 Wed

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「今日は朝から雨コンコンですね。
川向こうの丘も煙って見えません。
鳥さんも姿を見せません。
遠い福島の猫ちゃんワンちゃん、そちらは雨ではないですか?



今日の調布はしとしとと、雨。
昨日とは打って変わって、外は冷え冷えする。
濃い緑の街路樹の葉の先には、ダイアモンドの雫。
美しい自然と怖い自然、綾なす中を、人はずっと生きてきた。
どんなにひどい天災に見舞われようよと、人は自然の美しさを憎みはしない。

今日の福島警戒避難区域20キロ圏内の、動物の救出はどうなったのだろう。
昨日救出されたワンちゃんの笑い顔を見て、ホッとしたと同時に、こんな笑顔をすべてのワンちゃん、猫ちゃん、家畜の動物の顔に見たい。
無理だってことは重々承知しているけれど…。
たった1匹の猫、しろちゃんと一緒に暮らすようになって、すべての動物のことが気に掛かるようになった。
しろちゃんは、私と動物達の世界をつなぐ架け橋でもあったのだ。


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「そう、僕は動物さんの言葉が聞こえますからね。
ってママ、白い白猫に白背景はダメなんですよ
とぼけた白猫になってるじゃないですか」

しろちゃんがカメラが嫌いってことが、うまく撮れない一番の原因なんだけど…。

東京でも、地震以降、子供にある変化が見られているというニュースを見た。
地震によるPTSDだ。
子供のみならず、猫ちゃんにも地震によるPTSDはある。
※食欲が無い、
※些細な物音にもビクビクする。
※粗相をする。
※動きが過激になる。
等々、あちこちの猫ブログでも記事になっている。

我が家のしろちゃんの場合、感情面にPTSDがある。
そういうと、しろパパさんには単なる甘やかしの結果だといわれるが、ママにはちゃんとわかる。
地震というあの時期を境に、しろちゃんが変わったのだ。

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「そう、僕は変わりました。
いつ二人で避難することになってもいいように、ママの貴重品であるバッグは、僕が守ってます。
お金がなくちゃ、ママと二人、超高級ペットホテルに泊まれないですから。」

超高級ペットホテルは、ママ同伴可!なのかね?

※地震後、一人で眠らなくなった
夜(我が家の場合は時間がずれているが)の本就寝は家猫になった初めから一緒に寝ているが、猫特有の一日中の細切れの眠りの時間のすべてを、一人では眠らない。
ダイニングテーブルにママが居ると、背後のキッチンカウンターの籠で寝ている。
リビングのソファに居ると、その横に座る。
眠るしろちゃんを寝室のベッドに残して私が起きると、必ずすぐに起きてくる。
寝子である猫ちゃんが、眠る時にはできるだけ添い寝をお願いしたいというのである。
これはママも寝子になるしかない。

※キャットタワーの上段に上りはするが、そこで香箱座りをすることがなくなった。
もちろん、そこで眠ることもしかりだ。
余震のどれかを、キャットタワーの上段で経験したものと思う。

※四六時中、私のそばをついて歩く。
しろちゃんの手足が私の足に絡まってしまうくらいにだ。
トイレのドアを、自力で開けて入ってくるようにもなった。

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「ギャーママ、変なことばらさないでくださいよ~。
僕のイメージ、丸つぶれです


※非常によく泣く。
用事もないのに泣いている。
その中でも、赤ちゃんなき(ニャーンとグルルルル~の混じったなき方)が増えた。

※甘え方が尋常ではない。
目が開いている限り、ママが自分だけを見て自分だけに関心を抱いていなければ承知できないらしい。
目下、パソコンがもっとも憎い敵だと思っている。
かつては1回もなかったことなのに、キーボードの上に乗ってあちこちのキーを手足で打つ。
何かブログに書きたいのか?twitterで何か発信したいのか?

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「ギャーそういうこと世間に言っちゃうかな~
悔しい~」

…といって、爪とぎをかじるのである。
かじっては捨てかじっては捨て、自分の身体にまで段ボールクズを浴びている。

※昼夜となく、寝室にこもりたがる。
地震の続いた際に、避難所として二人で寝室にこもっていた体験が、完璧な安心安全感をもたらし、かつ甘美なものとして記憶されているようなのだ。

猫ちゃんを知らない人が聞けば、何をふざけたことをと思うような馬鹿げた話だが、私はしろちゃんのママである。
子供の心に残るPTSDには、翻弄されつつも、できる限り全身で受け止めてあげたい。
私でなくて誰が、今のしろちゃんの心を癒せるのだろう。
馬鹿げたことと、ママは思わない。
甘やかしだとも思わない。
ストレスに過敏な猫ちゃんは命も落としてしまうそうな…。。。

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「僕は、そんなにヤワではないと思います。
むしろママのことが心配なのです。
ユラユラ病にグルグル病、ハラハラ病にドキドキ病
小さな地震が来るだけでも、原発のニュースがあるだけでも、
ママの心臓がパクパクしてるのを、僕はお耳で聞いてるんです。
ママにひっついているのは、そういう理由です。



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コメント

Secret

「ひととき」の大切さと無常

しろちゃんは、この一連の「地震大事件」で、沢山の悲しい物語や、恐い出来事を短期間に盛り沢山体験してしまったものね。だから、ママの大切さ。ママと居られる時間は永遠ではないことを知ってしまって・・片時も離れたくない。一瞬油断してママから目を離した隙に、グラッときて、手を伸ばしても届かないところに流されてしまったらどうしよう。。もし、いつか、どうしても離れ離れにならなくちゃいけない日が遠い未来に訪れるとしたら、その時まで、一緒にいられるだけ沢山。。ママといるんだ!!と思っているんですね?しろちゃん。ただ恐いんじゃなくて、ママといられる時間の大事さを身にしみて知ってしまったんだよね?(=^・^=)(^-^)いいじゃないの~しろちゃん!ママのストーカーと化しているやもしれんけど。。(しろパパさんにやきもちは妬かれますな。。)私も、一時一時・・刻一刻・・大事に大事に・・一層大事に思います。丁寧に時間を刻んでいきたいと思います。だって・・どんな出来事も、何処にでも、誰にでも起こりうることですし・・事故も災害もおこらなかったとしても。。永久ではない流れて行ってしまう時間たち。。止めることも戻すこともできないから、せめて大事に時を刻んでいきたいと思います。
しろちゃん。ながーーーーーーく。できるだけたっくさん、ママとしろパパさんと、そして、白猫幼稚園はじめ、しろちゃんの大好きなお友達(=^・^=)たちと一緒にもっともっといろんなことを見たりお話ししたり、楽しい宝物を集めようね(^-^)(=^・^=)(*^_^*)(=^・^=)!(^^)!(=^・^=)

No title

だいぶ余震の震度が小さくなったとはいえ、あれほどの大きな地震を体験したら神経も過敏になりますよね。
私の周りの大人たちでも、地震後不安で眠れない・いつも揺れている感じがする(地震酔い)などの症状を訴えている人達は多かったです。
それは人も猫も同じですよね。
ウチもしばらくは物音や揺れに敏感になっていて甘える頻度も多かったですけど、今はだいぶ落ち着いて普段通りの生活を送っています。
しろちゃんも、敏感に何かを感じ取ってしまったんですね。
でも、しろちゃんにはママがいるからね!
不安な時は甘えたらいいんだよ~(^^)

猫咲トマトさん、ありがとう♪

私のようなオバサンにとっても、生まれてこのかた、あれほどの地震は初めてでした。
だからしろちゃんにとっては、驚天動地の出来事だったでしょうね。
まさに「動地」なんだけど…。
初めの時と同じではないけど、ずいぶんと大きな余震が続きましたからね~。
しろちゃんも私も、ガッツリと学んだんですね。
一緒に居る時間の尊さを…。
それじゃなくても、しろちゃん溺愛の私なのに、地震の体験は、失うこと、分かれることの恐怖を、私にもしろちゃんにもトラウマにしてくれちゃったんです。
私は外に出かけたくないし、しろちゃんは家庭内ストーカーだし(笑)

怖かった地震の良い点といったら語弊があるかもしれないけど、お互いの存在の重さ、一緒に居る時間の貴重さを再確認できたってことかな。
人生ははかないって知ったことかな~。
毎日毎日、うるさく泣くしろちゃんだけど、手を伸ばせば触れ合える場所にちゃんと居てくれるって、本当にかわいいです。
落ち着かないうるささも、1年もすれば落ち着くことでしょう。
人に比べて短い猫生なのに、こんな体験をすることとなったしろちゃんもかわいそう。
しろちゃんの作った白猫幼稚園の仲間と、たくさんのお友達が、PTSDを宝物に変えてくれることでしょう。
ぷーちゃん、アトム君には、こんな体験が来なくてもいいようにお祈りします。
コメントありがとうございましたi-260

ミルクさん、ありがとう♪

そうか、ミルクさんの周囲にも私と同じような方がいるのですね。
私は、ちょっと揺れただけで、地震酔い(めまい頭痛)がよみがえります。
お風呂のお湯が揺れても、めまいがしますよ~。
確かに、いつも揺れている感じ。
これもまた、PTSDですね。

乙女さん、だいぶ落ち着いて普段通りの生活を送れるようになりましたか♪
さすが、乙女さん、立派なお姉さんだ♪
しろちゃんはまだ、お子ちゃまなので、便乗して甘えてるのかな。
すべての不安要素が無くなる日はいつ来るのでしょうかねえ。
コメントいつもありがとうございます♪
(何でだか絵文字が出ない)

No title

ペットホテルは知らないけれど、病院で付き添い出来るところなら埼玉にあります。
お世話になりたくはないですけどね。^^;
ペットホテルでなく、しろちゃん可のホテル探した方がいいんじゃない?

有事の際、本当に現金は必要ですね。
自分なんて地震の際、呑気に酒飲みしていましたが、ツケで帰ってきました。
電車は不通だし、停電で現金は下ろせず電話も不通。歩いて帰っている途中
カード可のタクシーを偶然見つけて帰ることが出来ました。

知人の5歳のお子さん、母の日の似顔絵が泣き顔だったそうです。
理由は地震酔いが酷くていつも泣いているからだそうです。
地震酔いと分かるまで、本気でもう寿命が長いことはないと
思っていたようです。
しろママさんの体調はどうですか?
しろちゃんにも心からの安らぎが一日でも早く戻ることを願っています。

つくね♂さん、ありがとう♪

へえ、付き添い出来る病院は存在したんですね!i-183
でもそういう理由だけで動物病院を選択できませんものね~。
そうそう、ペット可のホテルなら、結構増えてきましたよね。
猫ちゃんは決してくつろげないことでしょうけど(笑)

地震の際に、あくまでも被災地でない場所の方で、現金の持ち合わせが無くて、もちろんATMも使えなくて困ったという話がありましたよね。
つくね♂さんはお酒を飲んでいた?
あの昼下がりに?
明け方に飲んだり昼下がりに飲んだりと、つくね♂さんはかっこよすぎですよ~♪

こちらでは、帰宅難民が朝まで甲州街道を歩いてましたよ。
おにぎり作って配ってあげたいなと、半分本気で思いました。

>知人の5歳のお子さん、母の日の似顔絵が泣き顔だったそうです。
理由は地震酔いが酷くていつも泣いているからだそうです。
↑ うわ~子供さんがかわいそう。
しろちゃんも絵が描けたら、どんな風に私の顔を書くことやら…。i-182
地震酔いは、めまいの経験が無い方には、驚きの症状だったかもしれませんね。
私はお蔭様で、揺れがないと全然平気です。
揺れがあると、テキメンです。
条件反射のようになってるみたいですよ。

つくねちゃんはいつも、泰然としているように見えます。
頼もしい女子ですね。i-236
コメントありがとうございます。i-260
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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