動物には「想定外でした」と謝れないんだ。

2011/05/10 Tue

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「僕は今日もお祈りします☆
福島の、地震津波でせっかく命が助かった猫ちゃんワンちゃん達を、誰でもいいですから早く、人の居る場所に連れ出してあげてください。
僕は今日一日お水を飲みません。
今日一日ご飯も食べません。
どうか神様、一日も早く助けてあげてください。
お祈りします☆」

ん~その気持ちはわかるけど、猫の水経ちはいけませ~ん。

今日はこれからずっと雨。
弱い雨から、深夜を過ぎると強い雨に…。
蒸し蒸しとした暑さに汗が出て、今年の夏が思いやられる。
わがままな白猫は、ゆっくり眠る1日になるだろう。
私には、自由な時間があるだろう。

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「これは僕のケージじゃなくてえ、テントです。
ここに隠れてネズミを捕まえたり、ママに叱られたら、ここに立てこもったりします



福島の川内町の、警戒避難区域20キロ圏内への住民の一時帰宅が行われた。
テレビで観た限りではあるけれど、気の毒で言葉に詰まる。
一時帰宅が可能になったことは進歩だが、ほんの2時間程度、一家に一人の一時帰宅で、いったいどれほどのことができるのだろう。
特に、おじいさん、おばあさん。
それでなくても不自由な足腰を、滑りやすそうな防護服に包み、行動できるのだろうか。
待機所を出てからまた待機所に帰ってスクリーニングが終わるまで、トイレにもまったく行かれない。
一時帰宅を許可されたことは評価するが、人はみな、一様ではないのだ。
もちろん、多種多様な一時帰宅のあり方を実現させるのが困難なのはよくわかる。
一時帰宅というひとつの計画を実現させることがやっとなのも推測できる。
ただしかし、おじいさんおばあさんは…とは言うものの、私にも名案は浮かばない。
今回がお試し一時帰宅であって、今後は考察をしやり方を見直して、定期的に一時帰宅できるようになればいいと思う。

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「福島のおじいさん、おばあさん、
できることなら僕が、一緒に行ってあげたかったです

お邪魔になるだけで、何の役にも立ちませんよ。
そもそも、そこに居る猫ちゃん達をなんとか助けたいってお祈りしてるのに、
君が行ってはなんにもならんじゃないか!

ワンちゃん猫ちゃんに関しては、やはり情報が錯綜しているようだ。
今日か早速、行政が回収(繋留されているものだけだから)という話もちらりと聞いた。
とある民放テレビ局に、電話しようと思った。
「猫はどうやって繋留するわけ?」と、突っ込みを入れたくなった。

ということで、今日はケージの話。
ケージを持っていないという方も結構いるのでは?
斯く言う私も、引越しのためにケージを買う前までは持っていなかった。
たった1匹の猫を、家の中を自由に暮らさせるわけだから、ケージを必要とすることが無いと思ったのだ。
引越しを経験して、また腹壁ヘルニアという大きめな手術を要する病気を経験して、またまた、今回の震災を経験して、ケージは必需品と強く思った。

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「ケージの中で一生暮らすなんて、絶対反対、言語道断なのだ
ママと一緒に大いばりで廊下を歩いたり、ソファに腰掛けたり、ベッドに眠ったりすることが僕の幸せなんです。」

じゃ一緒に大いばりで、お風呂も入ろうよ~しろちゃん

通常の場合、ケージで小型のワンちゃん猫ちゃんを飼うことは断固反対、言語道断!
飼うという言葉のニュアンスがどこかおかしいのであって、「一緒に暮らす」なのだ。
イタズラやちょっとした粗相をも含めて、一緒に暮らすということなのだ。
歳老いたら、どんな猫ちゃんでもなにかしら不都合な事態が起きるかもしれない。
歳とって、身の回りのことが不自由になった自分のおばあさんを、檻に入れておきますか?
それと同じ理由で、猫ちゃんワンちゃんをケージの中で生活させることには反対だ。

だが、ケージは必需品
できるだけ大きな、頑丈なケージを準備しておこう。
猫ちゃんの一生涯に、一回も使わなかったらそれが一番幸い。
心配性だった自分を笑ってすませよう。

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「僕は、その僕のために買ったケージ、組み立てたところは一回も見たことがないけど、洋服ダンスの上に置いてあるのは知ってます。
2階建てで途中にベッドがあって、1階にトイレも入って、扉がお城のようなんだってママが話してくれるけど、それが組み立てられるのは、あまりいい時ではないんです
僕は一生入らないで済むことを願ってやみません。」


※同居猫が居て、片方が感染症などの病気にかかっている場合。
※怪我や病気で病院から安静を勧められての場合。
※複数の保護猫さんを預かっている場合。
※災害で、家が倒壊しかかった場合。
※災害で避難所がペット不可の場合。(避難所の外に置いておける。)
そして今回の、戒避難区域20キロ圏内のペット回収のような最悪な場合を想定しよう。
猫ちゃんは、ワンちゃんと違って簡単には繋留してはおけないのだ!
ケージに入れておけば、数日は耐えられるし、ケージごと回収してもらえば、お役人も楽なのだ。

天災の被害が想定外だったという言葉のもとに起きた、今回の原発事故という人災。
せめて、自分の愛しい猫ちゃんには、「想定外だった、ごめんなさい」なんて言い訳をしないで済むよう、心がけておこう。
※注意事項
被災地の方々のケージ購入が最優先!
このたびの大量需要を踏まえて、日本のメーカーが中国で大量に生産しているはずだから、残量が少ないものを無理無理に購入することは、人道的見地から控えよう。

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小さな箱に収まる、この小さな手首、小さな肘、小さな肩、小さな背中は、小さくとも決して小さな命ではない。
命の大きさはみんな一緒、重さも一緒。
しかし、守れるのはあなただけ! そういう心積もりでいたほうがいい。


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コメント

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No title

一時帰宅の様子を伝えるニュース。我が家では人間2人、無言でじーっと観ていました。10年間、我が子同然に可愛がっていた牛の様子を真っ先に見にいったおじいさん。…最悪の事を予想して、ドキドキしてしまいましたが、牛達は避難する際に牛舎から放たれていて、そこには一頭もいませんでした。
…そりゃそうだよね、最悪の事態をTVで報道するわけないよね、と、安堵やら皮肉やら思ってみたり(汗)

ペットの「回収」、ペットの「持ち出し」という言い方も、なんだか納得いかないけど、それが世間の認識…現状なんですよね。
改めて、自分が守るしかないんだと、そう再確認させられた出来事です。

JINさん、ありがとう♪

JINさんもドキドキしちゃいましたか。
私も、放映されるものはマイルドなものだけと、わかってはいるけどドキドキしました。
牛はわが子同然と泣き顔で行政に訴えるおじさんもいました。
牛や豚は、キャリーに入れて連れて出るわけにはいかないから、本当にお気の毒です。

往きのバスの中で、猫ちゃんのキャリーみたいなものが窓から見えて、ああ、猫ちゃんを迎えに行くのかしらと思って、ホロリ。。。

「回収」、「持ち出し」という言葉は、猫ちゃんワンちゃんがが遺失物扱いだってとこから来てるのかもしれませんね。
猫ちゃんを殺されても、器物損壊扱いですものね。(泣)
自分が守るしかないんです。
私なら、ゴネゴネババアになっても、「一緒に避難できないならどこにも避難しません。」とガーンと言ってみるつもりです。
お役所仕事の仕組みがわからないわけじゃないけど、それと個人の感情問題は別ですものね。
少しは朗報を聞きたいものです。
コメントあろがとうございました

天災がなくてもこんなことが!!

今日もかなり本気の雨降りです 昨日の蒸し暑さから一転 今日は肌寒い富山です。 連日他人事とは到底思えない「動物たちにとっての晴天の霹靂」の行く末に小さな希望を見出だしては一喜 そしてまた大きく一憂を繰り返す中 昨日私的に激怒する出来事がありました
家を新築する遠縁のおばちゃんが一緒に住んでいる猫をソトネコにすると言い出したんです!( ̄▽ ̄;) 理由はいくつかあって しろちゃんと同じく 解体前の引っ越しでバタバタして 家の様子も家族の様子もたちまち変わっていく中で 逃走!!このまま戻らなければ外の方が好きにちがいないからソトネコにする方が猫のためだとの判断( ̄▽ ̄;)(幸い半日して帰ってきたと聞いたので 急いで私の簡易ゲージを貸してあげました
仮住まいで夜も激しく鳴くので家族が眠れない
(なんで鳴くのか、どうして猫の話を聞いてあげないの?!知らないことが沢山起きて不安で怖いからに決まっとるやろ!)
新しい家を傷つけられたくない(( ̄▽ ̄;)じゃあ、101才のじいちゃんが傷つけたらじいちゃんも捨てるんですか!猫は新築計画ずっと前からいたし~家族でしょうが!もう全く私の理解超えた!)
たぶんがメインと思われる…これこそまさに 超言語道断!あまりのことに 怒りを越して 空っぽな気持ちになってしまいました。で その猫(ニャンコ女子)をうちに迎えようと ぷーちゃんとアトムと相談しました 昼間人間不在で三匹は不安ですが この件見過ごせない勿論本人にあらゆる思いを伝えて説得中ですが 観点がズレすぎてて うち猫がそんな簡単にはソトネコになれるわけないし なにより そのこの前でそんな相談してるかと想像するだけでかわいそう!被災したわけでもなんでもないんですよ?!家族より大事な家という物体はアリですか?!家は家族が幸せに安心して共に時を刻むための入れ物でしょ?中身が欠けてる入れ物なんてありえない!
説得を続けますが、いよいよとなれば、うちで幸せにしてあげる!と今真剣に考えています。被災地よりも悲しい出来事です…人間て生き物は…

ごめんなさい関係ない私的なことを長々とコメント欄気に言わずにいられんかった 猫の神様~!!
私も猫語がもっと達者なら~ スラバヤ通り♪… 図星でドッキリさすがkakoさんお見通し~

No title

今、考えている震災グッズは、大きなテントです。
ニャンズを避難所に入れるのはストレスです。
狭くてもテントの方がいいかなと思ってます。
家族だけなら、ニャンズも落ち着いてトイレもできますしね。



No title

動物達も全て辛いでしょ(私の想像を範囲を超えてると思う)牛がガリガリに痩せていた。干し草を集めていたおじいさんが「牛がいつ帰って来ても良いように」と話していた。一時帰宅の時間を自分の時間ではなく牛のために費やしていた・・・辛い場面です(>_<)
家には幸い1匹入れるゲージとキャリーバックが2つあるので。
この平和に感謝しないと被災地の方に申し訳ありません。

猫咲トマトさん、ありがとう♪

台風はなかなか温帯低気圧になりませんねえ。
今日はこちらも肌寒かったです。

家を新築する遠縁のおばちゃんおお話、ひどい~~~(泣)
家猫だった猫を強制的に外猫にする~猫を捨てることは犯罪です。
捨てないで済む対策を考えないで捨てると、軽犯罪法に問われます。
引越しで逃走してもなお自力で帰ってきた猫ちゃんなのに、なんでと怒りを覚えます。

>仮住まいで夜も激しく鳴くので家族が眠れない
↑ 猫咲トマトさんの言うように、猫と会話してあげないから、そういうことになるんですよね。
借り住まいで泣くのは、人間の子供も一緒じゃないかと思います。
人間の子が泣けば、うるさいと思いつつも我慢するじゃないですか!
そもそも、おばちゃんの普段からの猫との接し方が、私達とは違うのではないかしら。
自分の子供のようにという感覚ではなくて、あくまでも商品的なペット感覚なのでしょう。

>新しい家を傷つけられたくない
↑ って、これがメインらしいですって?
新しい家には、最初から猫ちゃんの居場所は無いってことなのね。
正直なところ、そんなおばちゃんに飼われているくらいなら、誰か大事にしてくれる人にあげたほうがマシですね。
ありえない、言語道断!
そういうおばちゃんを説得することは可能なのでしょうかねえ。
そもそも猫ちゃんへの接し方が違うんだもの。
猫咲トマトさんが引き受けて一緒に生活することが十分可能ならいいですけど、そうじゃなかったら、里親さん探しってこともあるじゃない?
ぷーちゃん、アトム君は快く了解してくれるかもしれない。
でも一緒に暮らしてみたら、相性が悪いかもしれない。
里親さんになる際に、あくまでも最優先は先住猫さんですよ。
猫咲トマトさんの元にもらわれれば幸せになることは確実だけど、ぷーちゃんとアトム君との相性、生活パターンの相性を私は一番気にします。
結果的に、ぷーちゃん、アトム君が何かを我慢し続けるようではいけないと思いますから。

そんなおばちゃんに猫を飼う資格があるのだろうか。
猫ちゃんが、かわいそうです。

私的なことじゃなくて、それは猫ちゃんの命の問題ですから、共有してしかるべきことです。
おばちゃんのやり方にムカっとするわね~i-231

するるさん、ありがとう♪

>今、考えている震災グッズは、大きなテントです。
↑ それは人用のテントに猫ちゃんも一緒に入るということなのですよね?
猫ちゃんを避難所に入れるのは、動物嫌いな人の人権もあることですし、双方ストレスですよね。
私は、以前はキャンプ道具一式を持っていたので、非常事態の際には、避難所に入らずにテントで過ごそうと思ってました。(阪神大震災の頃のお話)
猫ちゃんはいませんでしたが、そうすれば避難所が少しでも空くでしょ。
避難所の庭にテント、とてもいいと思います。
コメントありがとうございました。i-260

ビクママ、ありがとう♪

福島の動物達の辛さは、東京で私達が想像するものをはるかに超えていますよね。
今日もテレビで、ガリガリに痩せた牛を屠殺業者に引き渡す悲しい場面を観てしまいました。
乳牛なので、赤ちゃんから何年も、自分の子同然に育ててきたって。。。
東北の方は辛抱強いというけど、その辛抱強さにのっかるような、国の、行政のやり方が、本当に腹が立つ。
冗談じゃないなんて誰も怒らないで、静々と運命に従ってる姿が気の毒すぎる。。。

ビクママのいうように、せめて私達は今ここにある平和に目覚めて感謝しないと、被災地の方の苦しみは無駄ってことにあんるものね。
悲しい地震の後日談が多すぎる。
コメントありがとうi-260
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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