水道水乳児飲料規制解除? 猫ちゃんはどうなの? 続編

2011/03/24 Thu

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「お水、もう飲んだっていいんだって、政府の人が言ってるけど、あの人、なんかさ~、動物に似てない? ほらあの…」
しろちゃん、その先、言っちゃダメー。
不謹慎なことを言ってはいけません。
不眠不休で、国民のためにがんばってるおじさんですよ。


午前中にもやっていた空も、午後には晴れてきた。
南の窓いっぱいに見える空を、この頃は良く眺める。
空、雲、風、鳥、街路樹…。
こんな混乱の日々にあっても、それらは皆、自然のあるがままの姿だ。
先日の災禍を知らないわけはないのに、風は高い空を吹き渡り、鳥は悠々と駆け昇る。

昨日の記事に反響があったので、その続きを書こうと思う。
続きと言っても回答が出るわけではない。
私はまったく素人で、化学にも物理学にも無知。
あくまでも個人の見解であり、我が家の事情ということであり、私個人の、愛する猫ちゃんへの対処というまでのことである。
人間用の対処ではない。
猫ちゃんと暮らす皆さんが、同じ不安を抱き、同じ戸惑いの中にいることを知って、ある意味心強い。
私は孤島ではなかったのだ。


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「孤島でなくて、よかったねえ、ママ。
しろちゃんのお友達、増えるといいな



今現在は、東京都内においては、乳児の水道水摂取規制が解かれた模様。
問題は「放射性ヨウ素」を身体の細胞(乳児においては特に甲状腺)に取り込んでしまうことなのだが、その放射性ヨウ素は、自然に放置された場合、日ごとに薄まる。
一昨日よりは昨日、昨日よりは今日と、危険度は下がっている。
昨日問題になったのは、利根川水系に水源地を持つ地域であり、一昨日からの雨で、利根川に「放射性ヨウ素」が流れ込んだ、降り注いだということなのだそうだ。
雨が降り止んだとたんに、「放射性ヨウ素」の流入も下がり、他の小さな河川からの流れ込みもあって、ますます数値は薄まってゆくということになる。
…ということは、原発の問題が片付かない限り、また雨が降れば、「放射性ヨウ素」の流入があるということでもある。。。

私なりに、「放射性ヨウ素」を含んだ水道水と猫ちゃんの関係について、化学者と獣医師との意見を調べたが、一貫していなかった。
ということは、絶対にこうなのだという指標など、今は日本にないらしい。

今回、乳児がなぜ水道水を飲んではいけなかったかというと、乳児期の赤ちゃんは細胞の活性気(特に甲状腺の細胞)にあり、その時期に「放射性ヨウ素」を細胞に取り込むと、取り込んだままで細胞分裂を繰り返すということなのだそうだ。
猫ちゃんの場合とちょっと違うのはそこのところだ。
猫は短い期間に、活性期を終える。
つまり、成猫はもう細胞活性期になく、赤ちゃん猫(猫ちゃんの乳児)の場合のみ活性期にあるということだ。
ただ単純に、身体の大きさが同じだから、人間の乳児並みと考えるのは早計ということになる。
猫ママ達はこの私を含めて、そう思いがちだ。


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「フア~ア~誰が成猫だってえ?
フア~ねむ~、
お水、そこの蛇口から出てるやつで全然いいからさー寝んねしませんかあ?ママ~



猫ちゃんに、ミネラルウォーターがダメな理由を理解しよう。
過剰なミネラル分(カルシウム)、マグネシウムの摂取が、猫ちゃんの泌尿器系、腎臓系に支障をきたすのだ。
猫ちゃんの死因は、加齢と共に進む泌尿器系、腎臓系疾患がほとんどであり、昔はそれが猫の寿命ということでとらえられていた。
今は、泌尿器系、腎臓系疾患に対処するご飯や薬が開発されて、猫ちゃんの寿命は圧倒的に延びた。
ミネラルウォーターを飲ませることは、やはり賢明ではない。

ペットボトルに入って売っている飲料水がすべて、ミネラルウォーターでは無いことも理解しよう。
水には硬水と軟水があり、軟水のほうがミネラル、マグネシウムが少ない。
ペットボトルには、硬度○度という形で記載してある。
その硬度の低いものほど、軟水ということになる。
ミネラル、マグネシウム類のまったく入っていないペットボトル飲料水だってある。
温泉水のペットボトルもある。(猫ちゃんにはダメ)
バナジウムイオン水もアルカリイオン水もある。(同じく猫ちゃんには不向き)
単純に、岩盤や地下からじかに湧き出る出てくるお水はミネラルが多いと判断しよう。

しかしだ、獣医さんが水道水を進めるにはわけがある。
ミネラル、マグネシウム以外の混入物の安全基準値が、日本の水道水は最も厳しい。
市販のミネラルウォーターよりも…だ。
日本においては、水道管がさびたり破損していない限り、水道水が最も安全な飲み物であることには違いないのだ。
味がまずかろうが、消毒の匂いがしようが、水道局の出す水道水は最も安全なのだ。
その水道水に、今回は基準値を超える放射性ヨウ素が検出されてしまったわけだ。
最も厳しい安全基準値を定めている日本の水が、基準値をちょいと超えたということだ。
冷静になろう。


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「お水は大きな入れ物に限るねえ
右にあるのは、水の入った調理用ボール。
小さい入れ物で水を飲むことが、とにかく苦手な元野良猫しろちゃんなのだ。


理屈は以上だが、猫ママ達の不安はそんなことでは消えないだろう。
細胞の活性期がどうのこうのというより、愛する小さな柔らかい身体の生き物の許容基準値が、人間の大人と同じとは到底思えない。
危険の及ぶようなことは、極力避けてやりたいというのが私の本音。
我が家のしろちゃんは、元野良猫であり、いったいどんなところのどんなお水を飲んで生きていたのか、まったく不明。
水溜りの泥水だったかもしれないし、どこかのお宅の池だったかもしれないし、敗れた水道管からチョロチョロと土の上にもれる水だったかもしれない。
何を今さらお水ごときで…と思えるほどにダーティな生活の経験があるわけだが、私のところにママになってもらいに来た以上、この子の命に100%の責任がある。
大事な白い一人息子である。
この子の命を、自分が生み育んだような気がしている。
いかなるときも、この子の身の安全を願い、ホコリの粒ひとつも飲んで欲しくはないママなのだ。

幸いにも昨日の時点で、調布市は飲料規制地域からかろうじて抜けていた。
ママはしかし、猫用のまったくの純粋なお水をネットで買ってみた。
買い占めたわけではなく、買いだめたわけでもなく、とりあえず必要な数だけ買ってみた。
批難される覚えはない。
買ったが、いつ届くかは不明だ。
長期的に続くようなら、富士山系を水源地とする神奈川県以西に、水道水を有償で調達しに行くつもりだ。

しろちゃんは、今日も、洗面所のドアを小さなドラえもんのお手手でギイィっと開けて、バスルームの境の敷居に座り、洗い桶の中の、ペーパータオルで漉した昨日のお水を飲む。
意味があろうがなかろうが、ミネラルウォーターではないお水はこれしかないのだ。
チャビチャビチャビチャビ
小さなお尻、きっちり揃えた踵、15センチ程度のボンボリ型の尻尾が、左右に小さく振れている。
フフフンフフフン
ママはいつもの「お水飲んだ飲んだ音頭」を歌ってやる。
歌う声が震えて、ちょっと泣き声になる。


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「ママさ~僕は大丈夫って言ってるじゃない
ママが一緒なら、僕は100年生きそうな気がするよ
ママの老後の介護は、僕に任せて、心配しないで

ママは、猫に、ご飯を食べさせてもらうご身分になりたいものである。


参加してます。


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コメント

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No title

先程はコメントありがとうございました(^^)
しろちゃん気品があって可愛いですね。
今回の水道水の事、知識のない私にとって猫に何の水を飲ませるかここ数日悩んでおりました。
こちらのブログを読み、凄く納得しました。
幸いうちの猫は老猫ですので、あまり気にする必要はないんですね。
頼もしいママさんで、しろちゃんは幸せ者です。
あ、うちも第2Gですよ(^-^)/
白猫&第2G仲間でこれからもよろしくお願いします(^^)

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No title

職場でも水道水の話が出ました。
猫を飼ってる人が多いんです。
赤ちゃんは免疫力がないのでダメけど、
猫は大丈夫らしい・・・

お水を変えると慣れなくて
飲んでくれない場合もあるし、
結構、神経を使ってしまいますよね。

雨が降るたびに、放射能汚染の話題は出るはず。
困りますよね。
政府の発表を信じることが、
なかなかできません。

そして・・・
電気、水だけじゃなく
農作物のありがたさを痛感する今日この頃。
農家の方の思いを無駄にしないよう、
食べ物を大切にしようと思います。

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JOEさん、ありがとう♪

しろちゃんをほめてくださって、ありがとうございます。
親バカですから、素直にうれしいです。i-237
元野良猫で、人為的怪我~腹壁ヘルニアになるという悲しい過去も持ってますすから、どれだけ幸せにしてあげても足りないくらいです。
子供の居ない私の、たった一人の息子ですから。

猫ちゃんを愛する人のために、ブログが少しでもお役に立てれば幸いです。

老猫さんだからって、気にしないのもいけませんよ~。
老猫さんだからこそ、免疫も劣っていることでしょう。
手に入らないことは十分承知ですが、猫のための純粋な水、放射性ヨウ素の混入の無い水道水を飲ませて
あげたいですよね。
何とか情報を探して、どうにかならないものか、私も時間の許す限り努力しお知らせできたらと思っています。

第2グループでしたか。
今日は夕方6時過ぎ~10時の停電ですね。
夜なので、気をつけてね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いしますv-22

ローズキャットさん、ありがとう♪

>赤ちゃんは免疫力がないのでダメけど、 猫は大丈夫らしい・・・
↑ 本当ですか?
ああ、あくまでも都市伝説と思っておきましょう。
ローズキャットさんは普段から軟水の買い置きがあるのだから、それをカイ君には飲ませるべきですね。

猫ちゃんなんて、ちょっぴりしか飲まないのに、そのちょっぴりのお水に四苦八苦するなんて、悲しいですね。

今日の原発の発表では、3号炉の原子炉からは放射性物資が外部に漏れていると、とうとう言っちゃいましたねー。
今までは、原子炉自体から漏れているとは言ってないですもんね。
今夜からは雨の模様。
もう、涙雨です。
昨夜は規制解除に明るい気持ちになったのに、グングンと気分は沈む一方です。i-195

農作物の産地の方々、次々と規制が入り、風評被害もあり、本当にお気の毒です。
私は昨夜、群馬県のニラ&ピーマン、どこのだか不明なキャベツをお料理に使いました。
都内では、葉物野菜のほとんどが北関東からのもので、食べないわけにはいかないじゃない。
むしろ、食べてあげたいような気持ち。
私は十分に大人だか、放射性ヨウ素食べちゃってもいいやって思ってます。

カイ君には、悲しい顔も不安な顔も見せられませんね。
察しのいい子だもの。
ローズキャットさんも、めげずにがんばってv-22

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No title

東京の水が制限解除になって
ホッとしましたね。

近所のスーパーに無料の純水サービスが
あるのですが、行ったら、撤去されて
いました。なぜ?

するるさん、ありがとう♪

水道水のこと、心配しましたね~。
でもまた雨が降れば、同じ規制がかかるのかもしれませんね。
正確で的確な知識と知恵とを、備えて対処したいものですね。
大きさから、猫ちゃん=乳児と思うのは、親バカでしょうね(笑)
ミネラルウォーターさえ売ってないのに、猫用のお水はネット上でも完売ですね。
私も注文をキャンセルされちゃった。
近所のスーパーの純水サービス、人が殺到しちゃったんじゃないですか?
悲しいくらいに、買占めちゃう人がいるんですね。
いざとなったらお互い様で助け合うしかないのに。
忙しいのにコメントありがとうございました。v-22

またお邪魔します

猫と放射能物質が入った水道水の話は
本当に調べれば調べるほど答えが見えませんね。
ある獣医は「何十年の生きるわけではないから大丈夫」とか。ある学者は「成猫は成人と同じ考えでいい」とか。
ミネラルウォーターの話も、ヨーロッパでは常に猫は硬水を飲んでいるけど、すべての猫に石ができるわけではないとか。
どれが真実がまったく判断がつきません。

私もペット用飲料水をネットで購入しました。
今回が一時の騒ぎではないと思ったので;
それでも蛇口派の愛猫は、そこから飲ませてくれないことにストレスを感じたらしく、お皿の水も飲みませんでした。
余震へのストレスにプラスして、水へのストレスをかけることがどうしてもできなくて…水道水をあげています。
私の言っていることや思っていることが伝わるといいのにって、つくづく思う毎日です。

この問題、落ち着くといいですね。

No title

めいぴぃさん、お返事遅くなっちゃってごめんなさいね。
ホントに、猫のお水問題は諸説あってわかりませんし、放射能漏れの件も、本当のところはわからない。
私はね、愛という名のもとにおいて、間違っていようとも、自分の判断で決断するしかないと思ってます。
でも、愛することは、些細な風評も気にかかるんですよね~。

「何十年の生きるわけではないから大丈夫」っていうのは、なんだかちちょっと悲しいですね。
もちろんママ達はみんなわかってる。
猫の寿命がどの程度のものか。
でも、1年でも1ヶ月でも1週間でも、短くさせたくはないじゃないですか!
短く早い一生だからこそ、今日一日が大事で、今日一日の飲み物と食べ物が大事と、私は思います。
ヨーロッパの猫ちゃんは、先祖代々硬水ですから、耐性みたいなものがあるのではないかしら。
人も、水が変わると体調が変わるでしょ?
そういうものと一緒で、硬水に耐えられる腎臓や泌尿器になっているのかも。
でもでも、じゃ、ヨーロッパから輸入したカリカリは日本の猫にどうなの?ってことになりますね。
硬水を使って作ってるんじゃないの?と思いませんか?

ペット用飲料水、ネットで買えたんですね♪
私は注文をキャンセルされ、買えませんでした。
放射能漏れのことは、一時の騒ぎじゃないですよね、猫にも人にも日本にも。
めいぴぃさんのところは、蛇口派の猫ちゃんなんですね♪
かわいいな~。
飲まないよりは飲んだほうがマシなので、今のところは蛇口でもいいんじゃないかしら?
このたびの地震で猫のかかえるストレス、相当ですよね。
我慢強いから何も言わないけど。

穏やかに、「お宅の猫ちゃん、かわいいですね~i-237」と、ホゲ~っと会話できる日が来ることを、お互いがんばって待ちましょう。v-22
プロフィール

kakobox

Author:kakobox
東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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