食べられないのは一番の恐怖、ご近所病院へGO!
2017/11/30 Thu
「お久しぶりですが、みなさんお元気ですか?
僕はお具合悪かったのですが、また元気になったのです。
窓の外では葉っぱさんの雨が降るのです。
昼も夜もカサコソカサコソ降るのです。
いつも僕にご心配ありがとうございますなのです。」
木々の七色のタペストリーも、もうじきおしまい。
カサコソ降る落ち葉の雨も今に降りつくす。
惜しむことなく装飾をそぎ落として、木々はシンプルな本来の姿に戻る。
いよいよモノトーンの冬が来る。
ご近所の紅葉
赤いマントに紺色のヘルメットクサギの実
大事にされた観賞用の菊
。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。
いつもしろちゃんとしろちゃんママに、暖かいお気持ち、応援ありがとうございます。
感謝しております。
更新が大変に遅れて、訪問してくださった方ごめんなさい。
お蔭様でこの間も、心臓発作をおこすこともなく血栓症を起こすこともなく過ごすことができました。
が、数日吐き気がおさまらず通院するというアクシデントがありました。
お蔭様でそれも、今のところ落ち着いています。
ウィルス性の急性胃腸炎=猫の流行り風邪と今のことろはみなされています。
関東では急に真冬の寒さになったので、病気を抱える猫さん達、みなさん要注意と思います。
しろちゃんの場合、寒くなると血流が一番心配で、神経質なまでに居場所と体温を気にかけています。
人間に快適であっても猫にとって快適とは限りません。
「猫は暖かい場所、涼しい場所、その日の最適な場所を自分で探す。」とよく言われますが、ひと昔前の話ではないの?と思います。
コツコツとがんばって、来年2月の「花の11歳」を目指すしろちゃんを、どうか応援してやってください。
しろちゃんの体調の目安表を常に付けておきます。
①心臓発作が今にも起きそうな危機一髪な状態。
②鬱々として怠そうにグッタリしている時。
またはちょっと動くと心臓バクバクな時。
③病気の猫として普通の時
④元気な時
⑤絶好調に元気な時。
。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。
11月8日の写真
「僕は気持ち悪くなる猫の風邪にかかったのですが、治っちゃったのです。
クシャミやハナミズは出なかったのです。
流行りものには要注意なのです。
おいしいご飯が食べられなくなっちゃうのです。」
しろちゃんは、お蔭様で心臓のほうはずっと穏やかな状態が続き、ありがたいな~と思っております。
この前の心臓発作はいつだったっけ?というほど、心臓発作を起こす間隔が空きました。
冷蔵庫にしまってある非常用お薬のニトロも、使用期限切れになっているのじゃなかいかと、そんなことがかえって心配なくらいです。
何がどう作用しているのか、獣医さんにも解明はできませんが、「心臓がうまいこといってる」のでしょう。
決して治ることのない病気、決してもとに戻ることのない心臓ですが、そのことをいくら嘆いても仕方ありません。
病気を憎んだり恨んだりするエネルギーがあるのなら、そのエネルギーを病気の子の明日に振り向けるべきです。
しろちゃんが美味しくご飯を食べ、優しい眠りにつき、楽しい夢を観て、また新しい明日を迎えて欲しいとしろちゃんママは毎日思っています。
11月6日の写真
酸素ハウスには、何もなくても毎晩寝る前の30分、定期的に入れています。
この頃は「出してくださ~い」の自己主張が復活です。
「元気なのに入るなんて、納得いかないのです。」
11月19日、しろちゃんはお昼前に二度、夜に一度吐きました。
猫一般がそうかどうかわかりませんが、しろちゃんが吐く場合、一度に嘔吐は必ず2回以上なので、吐いた回数はもっと多いのです。
朝のお薬の前に胃液だけを吐くことは時々ありますが、この嘔吐はそれとは違うものでした。
しろちゃんママの手持ちのたくさんのお薬には、胃粘膜保護の胃腸薬はありますが、消化薬、吐き気止めはありません。
20日に病院でもらってきました。
プリンペラン→胃と腸を動かして食べたものを速やかに送り出し、吐き気を抑えるというお薬です。
このお薬を飲ませるまでもなく、20日にはその吐き気もすっかりおさまってしまいました。
11月8日の写真
夜8~10時のテレビタイムには、ママにくっついてこうしてゴロゴロしています。
「もうちょっとちゅ~るをくださいなのです。」
しろちゃんは、ちゅ~るを1チューブ一回では食べません。
お楽しみの回数が増えるよう、1チューブを三回に分けています。
24日の朝から再び吐き気に見舞われ、プリンペランを一日2回服用。
食欲はあるものの、食べると吐くという状態が夜まで断続的に吐きました。
朝から段々と食べさせる量を落としていったのですが、晩あたりには、カリカリ3粒でも吐くようになりました。
それなのに、食欲はあるのです。
吐いても吐いても食べたい、吐いてお腹が空っぽだからこそ食べたいしろちゃんでした。
ご飯のしまってある籠につかまり立ちして、「僕にごはんくださ~い」のポーズ。
因果関係をお耳にこんんこんと話しかけるも無駄でした。
嘔吐物はピンク。
この色は今年一回経験しているので、吐血でなく粘膜からの出血が嘔吐物に交じっているとわかりました。
夜になって心を鬼にして絶食させるも、吐き気はおさまりません。
ピンクがえんじ色になっていき、吐血ではないとわかっていても不安になりました。
いつもどおり30分酸素ハウスに入れようとすると、その中でも吐くしまつ。
絶食が効いてきたのか、夜中に吐くことはありませんでした。
11月8日の写真
お具合のいまいちな時は、扉を開けても出てきません。
中にいることが、やはり楽なのでしょう。
「出るのもめんどうって時が僕にもあるのです。」
翌25日は、ママが起きだしても微動だにせず、10時までこんこんと眠り続けました。
しろちゃんには珍しいことです。
昨日までの旺盛な食欲もまったくなくなりました。
病院に電話したところ、
①絶食を続け、すでに処方されている吐き気止めのお薬プリンペランを量を増やして飲む。
②病院に連れて来て、脳の嘔吐中枢に直接作用する注射をする。
この二つの選択肢が示されました。
しろちゃんママとしては、当然行きたくありません。
しばらくせっかく穏やかに過ごせているのに、ストレスを与えたくありません。
3月の血栓症の緊急通院で、病院の待合室で心臓発作を誘発した苦い経験が頭から去りません。
一回心臓発作を起こすと、それが引き金となって心臓発作を起こしやすい心臓になるということも、たびたびの発作でわかってきました。
11月8日の写真
「病院に行かないでも治るって、ママに言ったのに。」
「心配性なところは僕に似ているのです。」
「しろちゃんは、せっかく苦しい思いをせずにいるのに、このバランスを崩したくない。
このバランスを把握しているのは、この世でママだけなんだ!」
そんなしろちゃんママの悲痛な叫びを、ご近所病院はよくわかっています。
連れ来なさいとは決して言いません。
むしろ、「お薬だけ渡してお母さんにお任せしておいたほうがいい」とまで言ってもらえるようになりました。
しかし、この日、しろちゃんママはしろちゃんを病院に連れて行ったのです。
夜になると、病気の子は容態が悪化することが多いです。
夜になると、人間もあらゆることへの不安が増大します。
夜になると、外はしんしんと冷えてきます。
何より、1年と10カ月もしろちゃんの闘病を支えているのは、ちゃんと食欲があって食べられることとしろちゃんママは思っているのです。
食べられない、食べさせないことが、しろちゃんママにはものすごい恐怖なのです。
耐え難い恐怖なのです。
11月8日の写真
「僕も、食べられないことは恐怖なのです。
小さなころから恐怖なのです。」
「お外では、食べないで寝んねしなくちゃならない夜もありました。」
「おなかペコペコはつらいのです。」
走って1分のところに住んでいる友達が、この日遊びに来ることになっていました。
走って1分ですが、車で来てくれるようにお願いしました。
しろちゃんがとても慣れていて、しろちゃんをかわいがってくれる人となら、しろちゃんもリラックスして通院できるのでは?と思えました。
※心臓発作なら絶対通院はしません。
※血栓症なら、早い処置なら注射で治るものを、通院しないとむざむざ命を落とすことになるので通院します。
※嘔吐なら…。
引き起こしている原因は別として、脳に作用する注射しさえすればしろちゃんが楽になることは明白です。
診察台でしろちゃんは、皮下注射が痛くて飛び上がりました。
飛び上がりざま、しろちゃんのお顔を包んでいたママの指を噛みました。
チクっと痛かったですが、しろちゃんママには心地よい安堵の痛みでした。
体重はなんと、3.5キロ。
先月我が家のヘルスメーターでの計測では3.9キロでした。
11月11日の写真
「暖かいお家の中からお外をみられるって、幸せなことなのです。」
吐き気に見舞われる前は、毎晩のように小運動会でキャットタワーに駆け上るほど快調でした。
お蔭様で、今日現在、しろちゃんは回復しています。
吐き気も心臓もなんともありません。
吐き気による絶食には、なんとおまけがあった!
絶食からの立ちあがりの一日には、サイエンスダイエットの消化器サポートを砕いて食べさせました。
普通のご飯が解禁になるや、空腹続きで何でも食べたい食欲大魔神のしろちゃんに、腎臓療法食をトライしてみました。
なんと、あの腎臓療法食を美味しいと思えるように変化していました~♪
ロイヤルカナンのフィットから腎臓サポートスペシャルに、スムーズに戻ることができたのです。
記事、「療法食を中断したらメキメキ元気…とは言わないものの絶好調だったしろちゃん」→☆http://shirochan115.blog112.fc2.com/blog-entry-760.htmlをご参照ください。
また飽きて不味いと食べなくなったら、フィットにすればいい。
医学書どおり、四角四面においしくないご飯を砂を噛むような気持で食べるより、食べたいものを食べるほうが身体全般にはいいと、しろちゃんママは思っています。
なお、しろちゃんママの緩いやり方は、腎臓療法を必要としている子には誰にも推奨はできません。
11月13日の写真
「ママのお目々にはみえない遠いところまで、僕にはみえるのです。
夜のその向こうの朝も、明日も明後日も僕にはみえるのです。」
「ママの知らない秘密を、僕は知っているのです。」
しろちゃんが病気になる以前、とても健全だったころ、しろちゃんママは神経質なので小さなことでも心配になって、比較的通院回数が多いほうだったと思います。
それが、
「しろちゃんがとうとうやってきた…」
病院でこんな風に言われるようになってしまいました。
しろちゃんママは苦笑いです。
病院に連れて行くことを闇雲に避けているわけではないのです。
むろん、お日様がすべてを治してくれるなどという自然療法主義者でもないのです。
しろちゃんの病気に関しては、けっこう学んでいるつもりです。
日々、一生懸命考えています。
だからこそ、「しろちゃんがとうとうやってきた…」と言われるほど通院しないという結論に至りました。
病院に行かないことにも行くことにも、それなりの確固たる理由がしろちゃんママにはあって、選択していることなのです。
11月13日の写真
「しろちゃん、お久しぶりって先生に言われたのです。」
「病院なんて、うんとお久しぶりのほうがいいのです。」
今回しろちゃんは吐き気だけでしたが、「ウィルス性のお腹の風邪」という診断です。
三日経って注射の効き目が切れても治まっていれば、結果的にそういうことだそうです。
①菌による嘔吐のたびに胃酸にややれて、食道がびらんし出血。
②びらんした粘膜は水分を放出するので、吐き気がなお増す。
という悪循環だそう。
注射は、脳の嘔吐中枢に作用するもので、吐き気そのものだけをストップし悪循環を断つことが目的。
あとはプリンペランの飲み薬を2週間服用。
びらんそのものは、吐き気さえ治まれば毎日飲んでいる胃粘膜保護剤でカバーされる予定です。
ウィルス性の風邪はこの冬もまた猫に大流行しているそうです。
まったく外へ出ない猫でも?
このウィルスは人が持ち込む場合がほとんどだそう。
かといって、人間が外に出るたびに全身消毒するわけにもいきません。
猫のほうの免疫力を高めるのが最良の防御です。
猫ちゃん達、流行性の風邪にご用心ですよ~。
1128日の写真
「あったかくて暗いところで寝んねしていると、猫母さんのことを思い出すのです。
ママにはぜったいに、どんなことがあっても内緒なのです。」
ホットカーペットの上のキャットテントに毛布を掛けた、なんちゃってコタツがお気に入り」
どんな日もコツコツコツコツ、浴びるほどのお薬を嫌がりもせずに飲むしろちゃん。
泣きもせず文句も言わず、与えられた運命に従順生きようとするしろちゃん。
猫ごっこだけでなしに、夜中の運動会も始めたしろちゃん。
11歳になったらしたいことが、山ほどあるに違いない。
痩せっぽちになたって、君ならできるに決まってる。
明日を夢見る君に。
記事のアップ直前にまた吐き気、嘔吐がはじまりました。
風邪ではないかもしれません。
ご近所病院はお休み。。。
さて、どうするか。。。。。
※12月7日追記※
しろちゃんへご心配いただき、ありがとうございます。
しろちゃんの症状は、今のところ「慢性膵炎」が疑われるところです。
回復する→食べる→嘔吐するを繰り返して、今日は食べなくても吐くようになってきました。
点滴で膵炎を治すことが一番ですが、ご近所病院はしろちゃんをできるだけ通院させたくないので、当面お薬でなんとかならないかと試行錯誤中です。
改めて記事にします。
お腹が空いてフラフラ、風が吹けば倒れるようなしろちゃんですが、じっとがまんして治る日を夢見ています。
「いろんなことがあって人生なのです。
幸せかどうかは、自分の心が決めるのです。」
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または「招き猫しろちゃん」のブログコメントまで。。
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