ひん死の子猫が残していった、ある愛のかたち

2017/06/25 Sun

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「みなさん、こんにちは。
この間は大雨が降ったのです。
ベランダのお花さん、雨に打たれてしおれて泣いていたのです。
今日も雨こんこんですが、カタツムリさんはきません。
いつも僕にご心配ありがとうございますなのです。」




水曜日には、ドシャブリの雨が降った。
しかしその後、晴れ晴れ晴れと続いて、今日はやっとしとしと雨の東京。
今年は紫陽花が全国的に遅れていて、各地で紫陽花祭りに開花が間に合わないそうな。
雨が多いと予想されていたのに、意外にも空梅雨気味の梅雨となるのか。



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ガク紫陽花の本当のお花が開花した。
観た中では今季一番濃い青

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冬に赤い実をつけるナンテンのお花
身近にあると難を転じてくれるそうな。

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ピンクの小さなお花の集合体シモツケ



。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。

いつもしろちゃんとしろちゃんママに、暖かいお気持ち、励まし、アドバイス、ありがとうございます。
感謝しております。
お蔭様でしろちゃんは、この一週間も、心臓発作を起こすこともなく、血栓症を起こすこともなく過ごすことができました。
③~④の体調でまあまあ元気なほうだったと思います。
一日単位でなく、時間単位で体調が変わるようになって、今日はどうかな?という目星はつけにくくなりました。
あれやこれやと、全く健康だった時には無かったようなことも起きますが、いつまでも全く健康だった時を指標としているのもおかしなものと、多少は余裕を持ってみるべく努力しています。
努力であって、実際はなかなか難しく、小さなことでもハラハラドキドキは変わりません。
しろちゃん以外に猫の経験が無いって、こういうことなのでしょう。
今日は朝から走り回って、よく食べよくしゃべるしろちゃんです。
最近のしろちゃんのマイブームは、押入れの棚の上で小さな箱にちんまり納まっていること。
その箱の中には、しろちゃんママのよそ行きブラウスが入っているのに、お手々でちょっと掘って、いい具合に踏み慣らしたあげくに落ち着いています。トホホッ
しろちゃんの価値観を尊重し、好きなようにさせています。
しろちゃんの基準で大事なものとそうでないものと分けて、しろちゃんなりに楽しみを見つけてくれればいいと思っています。

しろちゃんの体調の目安表を常に付けておきます。
①心臓発作が今にも起きそうな危機一髪な状態。
②鬱々として怠そうにグッタリしている時。
またはちょっと動くと心臓バクバクな時。
③病気の猫として普通の時
④元気な時
⑤絶好調に元気な時。


。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。



6月15日の写真

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「元気になったので、毎朝植木の世話をしているのです。」
しろちゃんはご隠居かい?



お蔭様でなめこ足は治りました。
下腹部のハゲは相変わらずで、毛づくろいペロリンチョはどにもこうにもやめられません。
薄いピンクになっているだけなので放っておいています。
地肌が丸見えになるようなら、な・に・が・な・ん・で・も、アンリッカラーをつけさせようと思っています。

先日、散歩の途中で、ひん死の子猫を見つけるというハプニングがありました。
ひとつの命のために何かを選択し、他のひとつの命を切って捨てなければならないかも…という酷な思いをしました。
月曜日の暑かった午後、しろちゃんママは狭い範囲内で歩数1万4千歩も歩きました。
裸ん坊で「しろちゃん、ただいま~」と帰るという滑稽な一幕もありのドタバタ劇でした。
しろちゃんは目を白黒。
「いったい、何が、どうして、こういうことに!」
人間の言葉に直したらこんな感じ。
ママが帰宅してうれしいお出迎えのはずなのに、ビックリ仰天のお出迎えとなりました。
玄関を開けてからリビングのしろちゃんに会うまで、しろちゃんママは狂ったように消毒するという長~い道のりでした。



6月19日の写真

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「ママは朝と晩に二回お散歩するのです。

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「まったくどこを歩いているんだか、待っているほうは気が気じゃないのです。」
キャットタワー4段目に登るのは、元気のある証拠。
段々を順番に踏んで登り降りするしろちゃんではないのです。




顔なじみのベージュ色の大人猫が、おいおいと大声で泣いていました。
地域の人からきちんとご飯をもらっていて、丸々と太った地域内野良猫さんです。
ご近所の方曰く、大人猫は毎日ご飯を食べに現れるが、ここ一か月、急に子猫を連れ歩き出したので、捨てられた子を拾って面倒をみているのではないかと。
しろちゃんママも、子猫連れで遊んでいるところを二回観ました。
その時、あお~んあお~んという尋常じゃない泣き声に、もしや手足でも何かに挟まっているのかと、しろちゃんママは観に行きました。
建物の1階が駐輪場になっている場所で、シートのかかったバイクの陰でその大人猫は泣いていました。
どうしたの?と屈んでみると、シートの陰の奥の奥に、濃いキジ柄の子猫がこちらに背を向けて横たわっているではないですか!
2か月あたりと思います。
細い尻尾とアンヨが濡れており、そこにハエが飛んでいました。
臭いはありません。
大人猫はシャーッフーッガーッ、近づくなとしろちゃんママに威嚇。
しかし、見ちゃったものを放っておくわけにもいきません。
コンクリートの上では、天使になって自然に還ることもできません。



6月22日の写真

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「その子猫、お家に連れてきてもよかったのに。
えっ、大人猫と一緒なのですか?
それはちょっと僕も考えるのです。」





自宅に戻る時間が惜しく、知り合いのご近所の方に声をかけ、新聞紙とビニール袋をいただきました。
オジサンが隣の森の一角に穴を掘ってくれました。
しろちゃんのことがあるので、さすがに素手で触れるのはためらわれ、新聞紙でくるもうとすると、手足は堅くなっていました。
ですが、小さくミャーッ。
蚊の鳴くような声がミャーッ。
なんと生きているではないですか!
病院だ、ご近所病院に連れて行かなくちゃ。
大人猫のシャーッフーッの中、連れ出すのも酷なような…。
ん? ちょっと待って。
病院に行って、そのあとどうする?
この子猫を、病院においてくるわけにはいかないのです。
先々がどうあれ、外に再びおいてくるわけにもいかないのです。
うちには病気と闘うしろちゃんが。。。
どうしようどうしよう。
しろちゃんママは本当に困り果てました。



6月15日の写真

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「どうしようどうしようって思うママの気持ち、わかるのです。」

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「でも大人猫には大人猫のやり方があるのです。」




この種の困ったに、直面された方はいると思います。
ひん死でなくても元気でも、ポツンとひとり居る子猫に出会ったら、あなたならどうしますか。
永遠の課題と言ってもいい野良猫問題だと思います。
観なかったことにすればよかった?
それがしろちゃんママにできるなら、最初からしろちゃんとは出会っていなかったかもしれません。
どうしようどうしよう。
しばし歩いて再び戻り、新聞紙で子猫に触れると、もう声を出しません。
大人猫はシューッガルーッ
子猫は天使になったのかもしれない。
いやいや、お腹が上に下に動いてる。
十分に生きているじゃない!

しろちゃんが病気になって以来しろちゃんママは、ひたすらこのお腹の上下運動を確認する日々です。
抱っこ寝していても酸素ハウスの中に居てもどこにいても、しろちゃんのお腹を観て、上下していれば良かった~と思い幸せ~と思い………。
24時間いつも目の片隅で、しろちゃんのお腹を観ているのです。
動いてさえいれば、それでいいんです。
大人猫もきっと、子猫のこのお腹を観ているに違いない。
動いているからまだ大丈夫と、思っているに違いない。



6月22日の写真

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「大人猫さん、子猫をくわえて山を降りて、病院に行きたかったのなら、
僕がおこづかいの10円、寄付したのです。」





そこへ、子猫を連れて行くのが遅かったため、穴を掘ってくれたオジサンが様子を観に来てくれました。
「こりゃもう、時間の問題だ。
親子か他人か知らないが、そばについている大人猫の気が済むまで放っておいてやろうよ。
そっとしておいてやろうよ。
この大人猫だって、時間の問題だってわかってるさ。」
このオジサンの言葉で、困り果てたしろちゃんママはある意味すっきりしたのです。
今、自分の手元からしろちゃんを突然連れて行かれたら、私はどう思うだろう。
それが日本一の大学病院獣医科だとしても。
必ず治るという保証もないのに。
自分の腕の中では、こうして生きているのに。

しろちゃんママは、お水をプラスチックのトレイに入れて、そこを立ち去りました。



6月15日の写真

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「かわいそうで涙が出るのです。
くくくっ」

さんざん毛づくろいしたあとの濡れた背中。
これだからハゲる。
キーボードの上だし。


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「穴って、いったい何の穴なのですか?」
「しろちゃん、君はそのお手々ギュムギュムをやめたまえよ!」




元気盛りのはずの子猫はなんでひん死なのだろう?
栄養失調か、持って生まれた病気か感染症か。
!!!
まずい!
このままでは家に帰れない。
ああ、なんで迂闊なことをしてしまったのだろうと、しろちゃんママは猛反省し始めました。
うちには、抵抗力の弱ったしろちゃんがいるではないの。
浴びるほどお薬飲んで、毎日頑張っているではないの!
しろちゃんの投薬の時間ももう過ぎているし!
その足で転がるように町の薬屋さんに行き相談。
とりあえずの処置として、除菌スプレー、あらゆる菌に効くという消毒ジェルを購入。
玄関を入ってまず、髪の毛を含む全身にスプレー、バッグにスプレー運動靴にスプレー。
アルコールにむせながら、玄関で下着だけになってから洗面所へ。
滅菌石鹸で手がふやけるほど手洗い、消毒ジェルをべったりベタベタ、気の済むまで。



6月22日の写真

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「僕はそんなにヤワではないのです。
野良猫のボスの息子ですから。」


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「ママが眠っている間に、落ちてるカリカリ拾って食べてもなんでもないのです。」




両手を耳の位置に上げ、五本の指を開いて、リビングの戸をやっと開けて「えへへっ、しろちゃん、ただいま~」
多分、足音が聞こえてから、じっとその手前で待っていたしろちゃんの、大きなお目々がお顔の半分くらいに。
お風呂の出待ちで、裸ん坊のママには慣れているはずのしろちゃんも、まさかお出かけからその姿で帰ってくるとは、びっくりでしょう。

2時間後、再び子猫のもとへ。
医療用手袋、軍手、子猫を包むためのタオル、土をかけるための園芸用シャベル、野の花を飾るための瓶等々の入った「野良猫洋お弔いセット」を持って子猫のもとへ。
もうそろそろいいかなと、悲しい結果の頃合いを計って…。
コンクリの上じゃ自然に還れない。
どうしたって人間の手助けがいるでしょうと。



6月22日の写真

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「裸ん坊で帰ってきたママにはびっくりしたのです。
追いはぎにあったのかと思ったのです。」


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「盗まれたのが服だけで良かった~なんて思ったのです。」




子猫はそこにいませんでした。
動けるはずもなく、大人猫が咥えて運んだものでしょう。
自分の気の済むように、自分の気の済む場所へ。
しろちゃんママに見つかったことが嫌だったのかもしれません。
どこかに連れて行かれちゃうと思って、咥えて運んだと思うと、大人猫にとっては、誠にかわいそうなことをしたと思いました。
大人猫と子猫が居た場所は、雨がかからず風が吹き抜けるひんやりとした場所で、大人猫が選りすぐった場所だったのだろうと思えるからです。
万歩計が1万4千歩になるほど、しろちゃんママは付近を歩きに歩いて探しました。
下水溝の中など小さな隙間ものぞきましたが、いません。
その後も折に触れ探し続けています。

あり得ないことと言わないでください。
子猫はきっと元気を取り戻して、大人猫に連れられて歩いてどこかに行ったのね。
そう、死んでなんかいない、お腹が上下に動いていたもの。
確かにお腹が上下に動いていたもの!



6月22日の写真

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「大人猫さんがついているので、心配いらないのです。」




人間は神様じゃないので、すべての命を救うことなんてできない。
救えると思うこと自体、人間の傲慢だ。
自然界の生き物に接するたびに、しろちゃんママは思います。
ましてや、我が家内のたったひとつの命さえ、思うにまかせない。

「あの子はいっぱいお寝んねして元気になって、アンヨで歩いてどこかに行ったんだって。
しろちゃんと同じで、病院が嫌いなんだね。」
そうしろちゃんに話しかけた。



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「あの子の気持ち、わかるのです。
お日様が沈んでお星様が出て、風が吹いて雨が降って、またお日様が昇っていい匂いがして、
薄暗くてあったかくて気持ちよくて。
あの子は大人猫さんに抱っこ寝して、元気になる日を夢見ているのです。」





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名前 そら
雑種、しろぶち、キジトラ柄(三毛にも見える)
男の子 2歳6ヶ月、去勢済み
4.2キロの普通体型
シッポは7センチ、特徴ある黒くて短いシッポ。
首輪無し
東京都調布市調布ヶ丘3丁目付近で迷子に…。
飼い主 おやなぎ  
連絡先 sorachan_oyanagi@yahoo.co.jp
    または「招き猫しろちゃん」のブログコメントまで。。

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東京都在住。
【しろちゃん】MIX白猫男の子9歳
2007年2月14日生まれ(獣医さんが決めた誕生日)
お庭から、自分の足でやってきて、自分で自分のママを見つけたけなげな子。
野良猫→外猫→1歳半を超えてママの白い一人息子に!
腹壁ヘルニアで大手術、持病は猫ウィルス性気管支炎。
大人しく律儀で優しい、性格自慢な良い子です♪

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