お具合良い日も悪い日も、しろちゃんの性格は何ひとつ変わらない
2016/03/24 Thu
「みなさん、いつも僕にご心配ありがとうございますなのです。
桜のお花が咲いたのをみましたか?
でも、桜以外の野の花も、たくさん咲いているのです。
小さいけれどみんないいお花なのです。
野原に、みに行きましょうなのです。」
一昨日は春らしく風の強い日。
昨日は春らしく霞がかった日。
今日は春らしく三寒四温の寒の日
気温が低くても春は確実にそこにある。
冬に後戻りなんて、もうしない。
ツクシの兄弟が背比べ
野原に、ハコベ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウがいっぺんに咲いていた。
イモカタバミ
名前はダサいけど、かわいいお花
このまま乾燥してイヤリングにどうですか?
いつもしろちゃんとしろちゃんママに、励まし、お見舞い、暖かいお心遣い、ありがとうございます。
お蔭様でしろちゃんは、2016年春の日のひなたぼっこを、お日様さえ出ればぞんぶんに満喫しております。
9歳になれるかな?
春を迎えられるかな?
そんな危機感があった日々が、今となってはウソのようです。
ご近所先生に言わせると、何ら危機感に変わりはないそうですが。
しろちゃんに起きた一連の出来事について、しろちゃんママはいまだに、どこか狐につままれた感が抜けません。
先日、以前の掛かり付け病院から、ワクチンのお知らせのハガキが届きました。
そうだ、ワクチンの時期だった、ワクチンしなくちゃ。
そうだ、半年に一回の健康診断もしなくちゃ。
しかしどうやって連れて行こうか。
心臓の病気で連れ出せないしな~。
…
この矛盾はこれいかに!
そもそも、ワクチンも健康診断も、今のしろちゃんには的外れなことハッと気づくまで、しろちゃんママは矛盾したちょっと甘い夢の中にいるのです。
3月17日
なにやら神妙に考えるしろちゃん。
いつになったら走れるんだろうって?
3月10日のこと。
しろちゃん久しぶりに脳の発作を起こしました。
癲癇様発作という言葉を使うと、どうも動的な発作と誤解される節があるので、脳の発作という言い方にします。
またしても静かな軽いものでありました。
遠い病院の先生は、これがしろちゃんの脳の発作のパターンなのかもしれないと仰ってます。
脳の発作には、前回がそうだったからといって、次がまた同じという規則性はないそうですが、その子その子の起き方の傾向はあるそうです。
起きたことは一時的な部分的な麻痺なのですが、その原因は脳なので、やはり脳神経の発作であることは確かです。
3月18日
この夜はちょっと体調悪し。
大好きな猫ジャラシも、枕にするほど興味なし。
そういう時は赤ちゃん扱い。
夜遅く、ママとまったり遊んでいる時にママの目の前でそれは起きました。
しろちゃんの写真を撮ろうと、スマホを持って身構えていた時のことだったので、一部始終を動画に撮ることができました。
左手が床に平行に宙に浮いて静止。
動かないお手々に面食らって戸惑うしろちゃん。
どうしたもんだかとしばし考え、床に倒れこむように伏せました。
その左手の麻痺が、右手、下半身と場所を変えてゆき、場所が変わると以前の場所の麻痺は急に平常に戻る。
まるでしろちゃんの身体の中に未知の生き物が入っていて、身体の中を移動しているような感じなのです。
その生き物は、左手から入り、2分半滞在して結局お尻からスポーンと出た。
(あくまでもしろちゃんママの妄想の世界では!です。)
3月19日
この日もやけに元気
だけどキャットタワーの3段目で息が切れ、不本意なお顔のしろちゃん
しろちゃんママは至極平静。
以前はあんなに動揺したのに、なんだ以前とのこの違いは?と、自分でも呆れました。
あの心臓の発作を観たあとでは、どんなことでもビックリしたりオドオドしたりするに及ばず!
それほどに一連の心臓発作は、しろちゃんママにとって衝撃的で身に耐えがたいものでした。
恐ろしいものでした。
しろちゃんの心臓発作を回避できるのなら、なんだってする!
しろちゃんママの正直な気持ちです。
脳の発作では、発作自体が死に直結するということはまずないですが、心臓の発作はずっと死と向き合っている状態です。
脳も心臓も、どちらも大変重要なパーツであるには違いなく、その疾患に重要度の違いはありません。
どちらが病んでも、命の危機であることに変わりはありません。
癲癇及び、癲癇様発作を抱えた子達が、お薬によって穏やかな日々を長く過ごせることを願ってやみません。
3段目ではお外が見えない?
傷つけないようにするために、うんうん、そうだね~としか言いようがないママ。
遠い病院の先生の電話での見解。
※12月の発作から三か月近く経っていて、間欠性の間が長いこと。
※発作に進行が観られないこと。
※発作が毎回静的で軽く、一時的な麻痺というにふさわしいものであること。
※後遺症のないこと。
以上から、症候性癲癇ではあるが、悪性の脳腫瘍などではないとほぼ診断できると、先生には言って頂けました。
この程度ならお薬も飲まなくていいそうです。
もちろん、脳の発作の頻度程度回数によっては、お薬を飲むこともあり。
あくまでも第一優先部位は心臓です。
「心臓をまず治しましょう。
脳の発作のほうは、こういうクセなんだと見守るだけで充分。」
しろちゃんママは、この先生の優しさに言葉がつまりお返事できませんでした。
ウソでもいいから言って欲しい言葉ってあるものです。
3月20日
ママがお出かけしようがしまいが、10時には、オヤツのちゅ~るをもらうようになった。
病人特別扱いは今だけですよ、しろちゃん。
一日分を分けたタッパの蓋でカリカリを食べるのがしろちゃんのマイブーム。
脳と心臓発作に関係はないのか?
しろちゃんママも心の中で、この疑問がずっとくすぶったままです。
遠い先生にもそのほかの先生にも、この疑問は投げかけていますが、いずれも発端では関係はないというお返事。
どちらも片方が片方に悪影響を与えかねないという意味では関係あり。
「以前から肥大型心筋症であったというご近所病院のエコーの診断結果があることを以てして、脳の発作と心臓発作は別問題。」
と、遠い先生は言います
こう言われると納得なのですが、
「以前から肥大型心筋症があった」←ここがしろちゃんママには納得できないところです。
せめても去年の10月の健康診断の聴診器では、心臓に雑音や怪しい鼓動はなかったのです。
しかし、納得できないことと受け入れられないことは、また別です。
しろちゃんの命の前では、しろちゃんママの納得なんてどうでもいいのです。
3月20日
春だけど、低体温しろちゃんには茹だるほど暖かく。
こめかみをひっかいて傷を作った。
ツバをつければ治っちゃう傷だけど、そうじゃなかったとしても、病院には行かれないんだからね~しろちゃん。
気をつけなさい。
しろちゃんのお具合は、日によってクルクル変わります。
段々良くなるわけでも悪くなるわけでもない。
一昨日はことのほか元気でした。
2月12日以来で一番の元気さだったと思います。
グッスリ眠り、朝はママと一緒にいそいそと、鼻歌混じりで起き出しました。
ママの朝ご飯をテーブルの下で待ってから、窓を開けてひなたぼっこ。
お外の春の風を精一杯吸い込んで、しきりとお首を傾げていました。
これは、野のお花の匂いでしょう。
これは子猫ちゃんの泣き声ですね。
この小鳥は、隣の町の山から来たのです。
オシャベリ好きなしろちゃんは、あれこれママに教えてくれたのです。
小さな震えるようなお声ですが、今までになく自分から積極的にお声を出していたしろちゃんでした。
3月22日
しろちゃん、なんだか左手がクネっとしてない?
「そんなことはないのです。」
やっぱりクネっとしてる。
猫脚のテーブルの脚みたい。
あっ、これぞまさに本物の猫脚か!
声を出すってことは心臓も肺も使うので、だから今までのようなしっかりした大きなお声が出せないのです。
しろちゃんをアコーディオンに例えると、ジャバラをギューと縮めたりビョーンと伸ばしたりすることが、今までと同じにはできない。
またアコーディオンの共鳴する箱の部分の体積が小さい。
あくまでもしろちゃんママの想像ですが、こんなところと思います。
でもお声が出ないわけじゃない。
か弱いけれどお声は出ます。
震えるお声だけれど、短いお歌も歌います。
ママの問いかけに今までどおりにお返事もし、yes、noを、ちゃんと言い分けます。
お声の代わりに、空気のお声「しゅーっ」のことも多いけど、しろちゃんママは、シューッの通訳が得意なので何ら不便はないのです。
「僕は、お病気になって急に大人になったのですか?
なんだか猫ジャラシがつまらなく思えてきたのです。」
「だから走って遊んでもいいですか?
てへへ~」
しろちゃんをアコーディオンに例えると、心臓発作が起きてお具合全般が不調になってから、心の部分に当たる鍵盤の部分はむしろ、その数が増えたようにも思えます。
鍵盤のその上にある銀色のボタンも。
しろちゃんは、黒鍵を使うことが増えました。
半音高かったり低かったりするそのしろちゃんの心を、丁寧に読み取ってあげたいといつも思うのです。
「猫ジャラシで遊ぶ?」
「遊びます、やりましょう。」
これが今までのしろちゃん。
「猫ジャラシで遊ぶ?」
「遊ばないのです。
ですが~~~」
これが黒鍵を多用するようになったしろちゃん。
ですが~の先は、お目々を覗きこんでみればわかる。
そっと小さな背中を撫でればわかる。
しろちゃんのママだから、わかる。
「僕はちょっと、おデブになったような気がするのです。
運動しないからじゃないかと思うのです。」
「夏までに走りこまないと恥ずかしいのです。」
うんうん、夏までは、どうかおデブでいてくださいね~。
(真の体重は3.8キロのまんまです。)
心は半音上がったり下がったりしたまんまですが、しろちゃんはしろちゃん。
生まれながらの性格はそのまんま。
お薬を飲む時に、小さな注射器をお口の端っこにくっつけると、あむあむあむっと、お口を開いたり閉じたり。
わかっているんです、お薬を飲むんだって。
飲まないとママが悲しむんだって。
…
なんだかしろちゃんは、自分のためには何一つ欲望を持たない猫のような気がします。
ひたすら幸せにしてもらったのはママのほうで。。。
。。。。。
「欲望、いっぱいあるのです。
だから良い子でお薬飲んでいるのです。
どれだけ飲んだら治るのか、
次に病院行った時、ママは聞いてくるのです。
しゅ~っ」
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調布、三鷹、府中あたりで猫が傷つけられる事件が起きています。
猫を外に出すことはやめましょう。
お外の猫に少しでも不審な様子を観た方は、最寄の警察や市役所、保護団体、猫ボランティアさんに連絡してください。
詳しくは、百猫物語のsabimamaさんまで。
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調布で迷子のそらちゃん、知りませんか?
名前 そら
雑種、しろぶち、キジトラ柄(三毛にも見える)
男の子 2歳6ヶ月、去勢済み
4.2キロの普通体型
シッポは7センチ、特徴ある黒くて短いシッポ。
首輪無し
東京都調布市調布ヶ丘3丁目付近で迷子に…。
飼い主 おやなぎ
連絡先 sorachan_oyanagi@yahoo.co.jp
または「招き猫しろちゃん」のブログコメントまで。。
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